パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

「国会を包囲しよう!」(12)

2007年04月23日 | 日の丸・君が代関連ニュース
<転送歓迎>(重複ご容赦)
・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「千葉高教組」、・「新芽ML」、の渡部です。

 本日(4月22日)、都教委包囲首都圏ネットワーク主催の<卒・入学式闘争の総括、教育三法阻止「4・22集会」>が開かれました。(120名の参加)

 集会は、以下の三つの柱で行われました。
   ①「卒・入学式の闘いの総括」
   ②教育三法との闘い
   ③改憲手続き法との闘い


①では、
 最初に被処分者の会事務局長の近藤さんから全体的な状況が報告されました。それによると、今年は
  ・卒業式での不起立35名(昨年33名)
  ・入学式での不起立6名(昨年5名)
 で昨年を上回る人々が、「不起立」という形での抗議の意志表示をしました。
 その後、今回の被処分者の方々の発言がありました。

 その中で根津さん(6ヶ月停職)は、「すでに学校では<小国民>が作られつつある。この間の情勢の変化は激しい。このままでは、子どもたちを戦場に送るようなことになる。自分は今度は免職になるかもしれない。こうした動きを食い止めるために、是非沢山の仲間が「不起立」で抗議の意志表示をしてもらいたい。そうすれば自分も免職にならないで済む」と語りました。
 河原井さんは(3ヶ月停職)は、「停職中、全国行脚に出て行き、全国の仲間に今の異常な状況を訴えたい。たとえ少数の方々の集まりでも行きます。そのために是非協力して頂きたい」と語りました。
 渡辺さん(1ヶ月停職)は、「門前登校をはじめたらいろいろな人が話し掛けてきてくれる。何事もないかのように過ぎていく情勢と人々の意識に対し、不起立をすることで問題を提起していきたい。」と語りました。

 他の方もそれぞれの想いを語りましたが、中には、被処分者ではありませんが、「職場で「不起立」宣言をし共感を得た、根津さんをはじめ被処分者の人たちを孤立させてはならない」という発言をした方もいました。

②では、
  ・「教育三法」の中味についての学習
  ・杉並教組が、組合事務所の立ち退きを求められていることの報告
 <特別報告>として、
  ・増田都子さんの個人情報漏洩裁判東京高裁勝利
  ・千葉・Oさんの分限免職攻撃への勝利
 の報告がありました。

③では、
 雪竹弁護士から、国民投票法の危険性 (特に公務員、教員の活動制限)についての提起がありました。

全国の皆さん!
 現在情勢は極めて危険な方向に進んでいます。
 一人でも多くの人が、職場や地域で声を上げ、様々な形でレジスタンスに立ち上がりましょう。
 また、国会へも駆けつけて下さい。

 包囲ネットでは、明日(4月23日)、教室に「日の丸」を常時掲揚するようになった永福養護学校へ、抗議の申し入れをします。

 また、4月26日(木)には、第4回「国会前集会」を行います。
  ・午後5時~6時 国会前の改憲反対のOB会などとの交流集会
  ・午後6時~7時 教育三法、改憲手続き法反対の集会


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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス

  http://kenken.cscblog.jp/

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