板橋高校卒業式「君が代」刑事弾圧事件 最高裁に口頭審理を要請中
★ 立川、葛飾に続く「言論表現の自由」圧殺を許すな! ★
最高裁は「表現そのものを処罰すること」の憲法適合性を判断せよ!
■□■ 第5回最高裁要請行動3月25日(木)13:15最高裁東門集合 ■□■
◎ 板橋高校卒業式事件・顛末記<2>
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「ベニバラウソ」 《撮影:佐久間市太郎(北海道白糠定、札幌南定、数学科教員)》
2 起訴ということ
板橋事件の被告となったFは、12月3日、記者から、「起訴されたぞ」と知らされた。前にも述べた「在宅起訴」であった。
これはどういうことか。つまり、東京地検はFの起訴情報の紙を記者クラブの各社への連絡函に投入したのである。
本人も弁護士も何も知らない。
その日、Fは地検に電話した。
F、「起訴状は、誰が記者に配ったのか?」
事務官、「うちじゃ、やってない!」
それで、Fは、東京地裁に電話した。 調べますということで1時間後、
地裁、「こちらでは、かかわっておりません」
翌朝、9時、東京地検、公安副部長の「たけい」という男から、Fの携帯に電話が入った。
たけい、「うちでやった。 慣例である。 事務官なんかは、よく知らないのだ。 会議がある。 あとは、裁判で・・」
ガチャンと切られた。 携帯だから、プシュと言うべきか。
Fは、起訴の情報を得て、その日夕刻すぎ、ただちに弁護士事務所で記者会見を開いた。
狭い部屋で人、ぎっしりである。
F、「どなたか、起訴状要旨、記者クラブに配布されたもの、持ってませんか?」
誰もびくとも反応しない。 見事と言うか、日本の記者というのは一体何なのであろうか? 鵺みたいとは言いすぎか!?
あとで記者会見終了後、K社の記者が寄ってきた。
記者、「今、他から手に入れて持ってんだけど、見せられない。 今うちは、検察庁と問題起こして、出入り禁止なんで、ごめんね!」
釈明するだけでも、良い記者だが、縛りがきついなあと思う。 手足縛られての報道とは何なのか!
この間の経過を想起して思うに、刑事起訴されて犯罪容疑者となってしまった者には、逮捕されていたら反論のしようがないということである。
一方的な検察の認定をマスコミに流されて、報道される。 たまったもんじゃない!
「奴は、こんなことした、悪い奴だから、起訴した」、 「以上」というわけだ。
そこで裁判になったら、有罪率、99、998%というんじゃ、検察全権国家というほかない。
先に書いた、検察事務官の名は内海という。
内海は、起訴前、10月にFの携帯に電話してきた。
「今度の、火曜か木曜に、検察庁に来てくれ」
F、「それらのことは、すべて弁護士を通してくれ」 それがすべての会話内容であった。
起訴後、あらためて内海に電話した。
F、「なんで、一回も事情聴取しないで、起訴したのか?」
内海、「あんた、出頭しないって、言ったじゃねえか!」
あきれて、二の句が継げなかった。 二の句も告げないとは、われながら情けない。
記者会見席上、こんなことがあった。
産経の記者・女性が来ていた。 でたらめ報道をよくする、かの「産経」である。
椅子がなくて立っているので、都合して座れるようにした。 翌日の産経記事は穏当であった。
J社の記者だけが質問した。
「大騒ぎしたんでないのか」
F、「ソースはどこですか?」
記者は黙って、何も言わなくなった。
だけどなんで質問が、それだけなのだろう? 締め切りが迫っていたのか、よくわからない。
★ 立川、葛飾に続く「言論表現の自由」圧殺を許すな! ★
最高裁は「表現そのものを処罰すること」の憲法適合性を判断せよ!
■□■ 第5回最高裁要請行動3月25日(木)13:15最高裁東門集合 ■□■
◎ 板橋高校卒業式事件・顛末記<2>
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「ベニバラウソ」 《撮影:佐久間市太郎(北海道白糠定、札幌南定、数学科教員)》
2 起訴ということ
板橋事件の被告となったFは、12月3日、記者から、「起訴されたぞ」と知らされた。前にも述べた「在宅起訴」であった。
これはどういうことか。つまり、東京地検はFの起訴情報の紙を記者クラブの各社への連絡函に投入したのである。
本人も弁護士も何も知らない。
その日、Fは地検に電話した。
F、「起訴状は、誰が記者に配ったのか?」
事務官、「うちじゃ、やってない!」
それで、Fは、東京地裁に電話した。 調べますということで1時間後、
地裁、「こちらでは、かかわっておりません」
翌朝、9時、東京地検、公安副部長の「たけい」という男から、Fの携帯に電話が入った。
たけい、「うちでやった。 慣例である。 事務官なんかは、よく知らないのだ。 会議がある。 あとは、裁判で・・」
ガチャンと切られた。 携帯だから、プシュと言うべきか。
Fは、起訴の情報を得て、その日夕刻すぎ、ただちに弁護士事務所で記者会見を開いた。
狭い部屋で人、ぎっしりである。
F、「どなたか、起訴状要旨、記者クラブに配布されたもの、持ってませんか?」
誰もびくとも反応しない。 見事と言うか、日本の記者というのは一体何なのであろうか? 鵺みたいとは言いすぎか!?
あとで記者会見終了後、K社の記者が寄ってきた。
記者、「今、他から手に入れて持ってんだけど、見せられない。 今うちは、検察庁と問題起こして、出入り禁止なんで、ごめんね!」
釈明するだけでも、良い記者だが、縛りがきついなあと思う。 手足縛られての報道とは何なのか!
この間の経過を想起して思うに、刑事起訴されて犯罪容疑者となってしまった者には、逮捕されていたら反論のしようがないということである。
一方的な検察の認定をマスコミに流されて、報道される。 たまったもんじゃない!
「奴は、こんなことした、悪い奴だから、起訴した」、 「以上」というわけだ。
そこで裁判になったら、有罪率、99、998%というんじゃ、検察全権国家というほかない。
先に書いた、検察事務官の名は内海という。
内海は、起訴前、10月にFの携帯に電話してきた。
「今度の、火曜か木曜に、検察庁に来てくれ」
F、「それらのことは、すべて弁護士を通してくれ」 それがすべての会話内容であった。
起訴後、あらためて内海に電話した。
F、「なんで、一回も事情聴取しないで、起訴したのか?」
内海、「あんた、出頭しないって、言ったじゃねえか!」
あきれて、二の句が継げなかった。 二の句も告げないとは、われながら情けない。
記者会見席上、こんなことがあった。
産経の記者・女性が来ていた。 でたらめ報道をよくする、かの「産経」である。
椅子がなくて立っているので、都合して座れるようにした。 翌日の産経記事は穏当であった。
J社の記者だけが質問した。
「大騒ぎしたんでないのか」
F、「ソースはどこですか?」
記者は黙って、何も言わなくなった。
だけどなんで質問が、それだけなのだろう? 締め切りが迫っていたのか、よくわからない。
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