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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

14年度から全都立高で必修6教科「共通試験」

2013年02月07日 | 暴走する都教委
 ◆ 都立高:共通試験を来年度導入 難易度別に3段階
 東京都教育委員会は来年度、都立高の生徒を対象にした必修教科の共通試験を導入する。高校生の共通試験は既に実施している道府県があるが、都の場合は難易度別に3段階の問題を用意し、高校側が選べるようにするのが特徴。各校が生徒の習得する学力の目標を設定し、その到達度を調べるのが目的といい、13年度は推進校25校、14年度は全都立高で導入する。
 文部科学省も高校生の基礎学力などを測るために全国共通の学力テストを実施する方針で、都教委の取り組みはモデルケースの一つになりそうだ。
 都教委によると、共通試験は必修になっている国語▽数学▽理科▽地理歴史▽公民▽外国語--の6教科で、工業、商業、農業各科は専門科目も加える方向。3月に実施し、学年末の期末試験とすることも可能という。来年度は25校の1年生を対象に実施予定で、当初予算案に事業費2000万円を計上した。
 各校は、都教委が示した目安を参考に学力水準(学力スタンダード)を策定。そのレベルに合った共通試験を教科別に3段階(進学向けから基礎学力重視の内容まで)の中から選び、生徒全員が目標に到達したか調べる。
 試験結果は各校がホームページなどで公表するが、都教委高校教育指導課は「学校ごとに目標や選択する試験が異なるので、高校の単純な序列化にはつながらない」と説明。共通試験には高校での学力向上の目標を明確化させる狙いがあるとしている。
 文科省によると、高校生の共通試験を導入している自治体は12道府県。このうち北海道、宮城県、京都府、香川県では一部で難易度や履修状況に応じて複数の試験問題から選択できるという。【清水健二】
『毎日新聞』(2013年01月30日)
http://mainichi.jp/select/news/20130130k0000e040228000c.html
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