パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

3.15裁判傍聴者の声

2007年03月16日 | 日の丸・君が代関連ニュース
「被処分の会」星野です。(転載・転送可)

 ◎ 服務事故再発防止研修取消処分取消請求裁判
   第14回口頭最終弁論傍聴者の声  【2007・3・15】
 研修は不起立による処分を受けたものに対する「狙い撃ち」である!


*「東京の教育を本質的なところで支えている、まともな教師の真情をまた聞くことができた。この真情が裁判官の心情にひびき、形式的でない教育と正義にもとづいた判決が得られる事を期待したい。(最後の裁判官の発言を聞くと、一寸心配だが...) 弁護団のこれまでの、こんにちの努力に敬意を表する。」   (小島昌夫・元都高教教文部長)

*「2年半、14回にわたる口頭弁論が結審した。『再発防止研修処分取消請求裁判』は研修の中味・実態のひどさを裁判官はどう裁くだろうか。交通事故.セクハラと同列の“反省”を強いる事は、人間への信念・誇りを踏みにじるものである。命令研修は内心に踏み込むもの、見せしめとイジメそのものの当日の様子には身の毛がよだつ。多様な意見があればこその民主主義で、命令と強制がふきあれる教育現場は、まさに自由の根本を崩すもとだと痛感した。」   (佐々木としえ 元都立高校教員)

*「塚本弁護士が紹介された『前任校の遠泳行事の指導に出張する事が決まっていた日に、都教委の再発防止研修が入っていたので、変更を申し出ても都教委は認めなかったので、教員が一部欠員のまま遠泳指導が行われた』という事実。当該の先生に聞くと、この遠泳指導は外海(そとうみ)であり、生徒の安全確保に支障が出るのは明白。もし事故が起きたら...と、思うとゾッとする。『生徒の生命』よりも『天皇への敬愛=君が代起立=国家主義』の方を優先させる都教委の特異な思想と、それに基づく再発防止研修の驚きと怒りを強くした。」   (永野厚男 ライター)

<ヒゲメモ>
*大法廷(96席)の傍聴席が埋まるかの心配も、ほぼ満席に駆けつけてくださった支援の皆さんに心から感謝します。原告(大高・高橋さん)二人の陳述は「子どもたちと真摯に触合ってきたからこそ、教育者としての誇りを捨てるわけにはいけない。研修の場は不起立者へのいじめ・見せしめ以外何者でもなかった。」静かに怒りを抑えて心に響く訴えをしていました。山中.石井・金・塚本・加藤弁護士は熱く最終弁論を語って下さいました。
 最終準備書面は340ページの膨大な資料が織り込まれています。書類作成は、勝利目指して連日徹夜近くの作業で奮闘してくださった担当弁護士の皆さん、事務方の伊藤さんともどもいつもながら感謝の気持ちで一杯です。


 判決は 7月19日(木)11時30分 同じ103号法廷に決まりました。

 東京「君が代」裁判(04年処分取消訴訟)も4月19日(木)13時30分 地裁103号法廷で始まります。


 今後ともご支援よろしくお願いします。    星野

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