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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

板橋高校卒業式事件・顛末記(1)

2010年03月08日 | 板橋高校卒業式
  板橋高校卒業式「君が代」刑事弾圧事件 最高裁に口頭審理を要請中
  ★ 立川、葛飾に続く「言論表現の自由」圧殺を許すな! ★
  最高裁は「表現そのものを処罰すること」の憲法適合性を判断せよ!

 ■□■ 第5回最高裁要請行動 3月25日(木)13:15 最高裁東門集合 ■□■
 ◎ 板橋高校卒業式事件・顛末記・・・崎坂検事は何処へ行ったのか?

「イスカ」 《撮影:佐久間市太郎(北海道白糠定、札幌南定、数学科教員)》


 1 検察庁の指揮

 2004年5月、立川自衛隊官舎ビラ投函事件で3名が起訴され、
 同年、12月3日、板橋事件で1名、
 翌、2005年1月、葛飾マンション共産党区政報告ビラ投函事件で1名が起訴された。
 いずれも、八王子支部ー東京地検と移り歩いた検事・崎坂誠司の筆による。

 崎坂はその後、高松地検へ行ったらしい。
 これは、崎坂個人の問題ではまったくない。最高検の明確な意思のもと、この3件の事件ならざる事件が、でっちあげられたのである。
 立川事件では、事前警告もなしにいきなり逮捕、関連先として8か所の家宅捜索、75日の勾留がなされた。自衛隊のイラク派兵に反対するビラである。
 自衛隊と防衛省・最高検は一体となってこのビラ入れを弾圧し、なおかつ検察による刑の執行にまい進する。75日間、警察留置所=代用監獄へ放り込むという刑の執行である。
 葛飾事件では、暮れのクリスマス直前に逮捕、明けて正月を越して1月半ばまで留置所に放り込んだ。
 2004年3月11日、卒業式開式前におきた板橋事件では、
 3月26日、学校を実況見分、卒業担任らの事情聴取、
 5月、被告とされた元教員の家宅捜索、呼び出し、起訴であり、
 逮捕はあきらめての在宅起訴である。

 過日、新聞記者とこの起訴の件で話をした。 A社とT社の記者である。
  「誰が起訴したと思うのか?」
  「検事・崎坂が・・・」
  「何を言ってんのよ、この件は、検事総長の指揮だ!」
 連中と酒飲む仲の記者たちだけに、ことの本質はよく捉えている。批判的記事を書くかどうかは別にして。
 自衛隊、防衛省、都知事、政府の意図のもと検察首脳が決断し、東京地検と過激派・共産党・組合担当の警視庁公安が出動する。
 3月26日の学校での実況見分には、公安二課13名がやってきた。いずれも板橋署警備課公安とは違って、ピカピカの靴である。
 (続)

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