パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

11・17報告集会

2007年11月13日 | 日の丸・君が代関連ニュース
 ◎ 最高裁「棄却」糾弾
   大泉ブラウス裁判 11・17報告集会


 みなさん!大泉ブラウス裁判闘争の終結集会を11月17日に行います。ぜひ結集して下さい。
 私たちは、①渡辺さんの処分問題と同時に、②学校における国家主義、③地域におけるファシズムの3つを闘いの目的にしょうと話し合い、名称も渡辺厚子支援の会とはせず、声をあげる市民の会を立ち上げ活動を続けてきました。
 ぜひたくさんの方の参加をお願いいたします。

 ●東京芸術劇場 大会議室(池袋歩2分)
 ●11月17曰(土)1:10開場、1:30開会

   資料代500円
 ◎集会内容
1:10 開場
1:30 開会、経過報告
      連帯挨拶Ⅰ
      加藤弁護士「大泉ブラウス裁判の意義」
2:30 休憩
2:40 ビデオ「07年都立北養護学校校門前闘争のスケッチ」
      渡辺厚子「日の丸・君が代処分取消裁判を闘って」
3:30 連帯挨拶Ⅱ
4:00 終了予定

 ◎ 大泉ブラウス裁判闘争支援へのお礼

 2002年に処分をされて5年間、処分撤回のための様々な闘いにたくさんの様々な支援をいただきありがとうございました。
 送っていただいた上申署名を出す暇もなく棄却となりましたが、みなさまの有形無形の応援、とりわけ傍聴や集会参加、署名やカンパをいただいてきたこと、みなさまの支えによって最高裁上告まで闘いきることができたことを心からお礼申しあげます。
 まだこの先、不起立による処分(減給1ヶ月、6ヶ月、停職1ヶ月)の撤回の闘いは続きますし、大泉ブラウス処分撤回の闘いもここに終わるつもりはありません。どうか引き続きこの闘いを見守り、育ててくださいますようお願いいたします。

 大泉ブラウス裁判は、03年10.23通達の先駆けての事件であり、89年99年頃に集中的に闘われた「日の丸・君が代」強制反対、処分撤回の闘いと、10.23通達以降の闘いを結ぶ位置にいると自覚してきました。
 また、運動的には地域の市民、労働者と教育労働者をつなぐ運動でありたいと模索してきており、市民運動の性格を色濃くもってきたと思います。
 私の「日の丸・君が代」強制反対の闘いの根幹的主張は、①天皇を頂点とする戦争遂行の被害者であることを認識する、と同時に、アジア侵略戦争の加害者であることを認識し、加害の責任をはっきりとる、②人間の生きる核心である思想良心を国家はもちろん誰にも譲り渡さない、③教育労働者の権力性、専門特権者意識を自覚する、ということです。
 こうした考えの下、侵略戦争の責任をとらずにごまかしてきた戦後の天皇制民主主義の道とは別の歩みを歩みたい。再び教育現場から国家の戦争への加担はするまい、させるまい、という思いが「日の丸・君が代」への不服従となったものです。

 歩んできた不服従の闘いの中では、組織と自分の関係、非暴力実力行動の評価、相違と団結への態度の問題、或いは裁判闘争(司法権力の秩序維持性への闘い、判例のもつ現実的影響、弁護士と原告の関係)などにぶちあたりました。地域に広げる難しさも痛感しました。
 大泉ブラウス処分撤回の意味を共に考え、今後の闘いの糧にできたらと願っています。11月17日、節目の集会に是非ご参加ください。これまでのご支援に心から感謝します。(渡辺)

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