◆ 国連人権理事会で沖縄平和運動センター議長が日本政府を批判 (NHKニュース)
※動画付き
スイスで開かれている国連人権理事会で、アメリカ軍施設の建設に反対する活動中に沖縄防衛局の職員にけがをさせたなどとして逮捕、起訴され、5か月余り勾留された沖縄平和運動センターの議長が演説し、「明らかな人権侵害だ」として日本政府を批判しました。
これに対し、日本政府は「法に基づいたものだ」と反論しました。
スイスのジュネーブで開かれている国連人権理事会の会合で、15日、各国のNGOが発表する機会が設けられ、沖縄でアメリカ軍施設の建設に反対する活動に取り組む沖縄平和運動センターの山城博治議長が演説しました。
この中で山城氏は、沖縄防衛局の職員にけがをさせたなどとして逮捕、起訴され、5か月余りにわたって勾留されたことについて、「家族と会うことも許されず、自供と抗議活動からの離脱を迫られた。明らかな人権侵害だ」と述べ、日本政府を批判しました。
そのうえで、日本政府に対し、「基地建設に反対する沖縄の人々の民意を尊重することを求める」と強調しました。
これに対し、ジュネーブ国際機関日本政府代表部は「山城氏は、違法な行為のために逮捕され、勾留された。警察や裁判所は、法に基づいて対応した」と反論しました。
山城氏の逮捕や勾留について、国連人権理事会の特別報告者のカリフォルニア大学教授、デービッド・ケイ氏も懸念を表明していて、日本政府は「正確な理解のないまま述べている点がある」と反論しています。
『NHKニュース』(2017年6月16日)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170616/k10011019611000.html
◆ 「政府、沖縄で人権侵害」 山城氏、国連で声明発表 (琉球新報)
【ジュネーブ=島袋良太】沖縄県の米軍北部訓練場のヘリパッド移設工事を巡る反対運動中に逮捕され、5カ月間にわたり長期勾留されていた沖縄平和運動センターの山城博治議長が15日午後(日本時間同日深夜)、スイス・ジュネーブで開かれた国連人権理事会で声明を発表した。
山城氏は「私は自供と抗議運動からの離脱を迫られた。当局による明らかな人権侵害だ」と指摘した。
その上で「私も沖縄県民もこのような弾圧には屈しない。日本政府が人権侵害をやめ、新しい軍事基地建設に反対する沖縄県民の意思を尊重することを求める」と強調した。
山城氏の声明発表は国連NGO反差別国際運動(IMADR)の招待で実現。山城氏は「私は抗議活動の最中、微罪で逮捕された。その後、2度遡(さかのぼ)って逮捕され、勾留は5カ月間にも及んだ。弁護士以外との接見を一切禁じられ、家族にも会うことも許されなかった」と訴えた。
さらにヘリパッドの建設に絡んで日本政府が「抗議活動の市民を弾圧し、暴力的に排除するため、大規模な警察力を沖縄に派遣した」と説明した。
山城氏の勾留を巡っては、国連特別報告者のデービッド・ケイ氏が12日に国連人権理事会に提出した報告書で、名護市辺野古の新基地建設や北部訓練場のヘリパッド建設などに触れ「不均衡な重い罰を課している」と指摘している。
山城氏は16日にはジュネーブの国連ビルで開かれるシンポジウムにも参加する予定。
『琉球新報』(2017年6月16日)
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-515759.html
※動画付き
スイスで開かれている国連人権理事会で、アメリカ軍施設の建設に反対する活動中に沖縄防衛局の職員にけがをさせたなどとして逮捕、起訴され、5か月余り勾留された沖縄平和運動センターの議長が演説し、「明らかな人権侵害だ」として日本政府を批判しました。
これに対し、日本政府は「法に基づいたものだ」と反論しました。
スイスのジュネーブで開かれている国連人権理事会の会合で、15日、各国のNGOが発表する機会が設けられ、沖縄でアメリカ軍施設の建設に反対する活動に取り組む沖縄平和運動センターの山城博治議長が演説しました。
この中で山城氏は、沖縄防衛局の職員にけがをさせたなどとして逮捕、起訴され、5か月余りにわたって勾留されたことについて、「家族と会うことも許されず、自供と抗議活動からの離脱を迫られた。明らかな人権侵害だ」と述べ、日本政府を批判しました。
そのうえで、日本政府に対し、「基地建設に反対する沖縄の人々の民意を尊重することを求める」と強調しました。
これに対し、ジュネーブ国際機関日本政府代表部は「山城氏は、違法な行為のために逮捕され、勾留された。警察や裁判所は、法に基づいて対応した」と反論しました。
山城氏の逮捕や勾留について、国連人権理事会の特別報告者のカリフォルニア大学教授、デービッド・ケイ氏も懸念を表明していて、日本政府は「正確な理解のないまま述べている点がある」と反論しています。
『NHKニュース』(2017年6月16日)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170616/k10011019611000.html
◆ 「政府、沖縄で人権侵害」 山城氏、国連で声明発表 (琉球新報)
【ジュネーブ=島袋良太】沖縄県の米軍北部訓練場のヘリパッド移設工事を巡る反対運動中に逮捕され、5カ月間にわたり長期勾留されていた沖縄平和運動センターの山城博治議長が15日午後(日本時間同日深夜)、スイス・ジュネーブで開かれた国連人権理事会で声明を発表した。
山城氏は「私は自供と抗議運動からの離脱を迫られた。当局による明らかな人権侵害だ」と指摘した。
その上で「私も沖縄県民もこのような弾圧には屈しない。日本政府が人権侵害をやめ、新しい軍事基地建設に反対する沖縄県民の意思を尊重することを求める」と強調した。
山城氏の声明発表は国連NGO反差別国際運動(IMADR)の招待で実現。山城氏は「私は抗議活動の最中、微罪で逮捕された。その後、2度遡(さかのぼ)って逮捕され、勾留は5カ月間にも及んだ。弁護士以外との接見を一切禁じられ、家族にも会うことも許されなかった」と訴えた。
さらにヘリパッドの建設に絡んで日本政府が「抗議活動の市民を弾圧し、暴力的に排除するため、大規模な警察力を沖縄に派遣した」と説明した。
山城氏の勾留を巡っては、国連特別報告者のデービッド・ケイ氏が12日に国連人権理事会に提出した報告書で、名護市辺野古の新基地建設や北部訓練場のヘリパッド建設などに触れ「不均衡な重い罰を課している」と指摘している。
山城氏は16日にはジュネーブの国連ビルで開かれるシンポジウムにも参加する予定。
『琉球新報』(2017年6月16日)
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-515759.html
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