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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

教員免許更新制 無用な制度の犠牲者

2012年05月16日 | 暴走する都教委
 ◆ 免許の失効で教員2人失職 都教委が発表
 都教育委員会は7日、教員免許を失効していたとして、市部の中学校の主任教諭(56)と区部の小学校の臨時的任用教員、(55)の2人を失職にしたと発表した。
 主任教諭は、昨年8月に教員免許状更新講習を受講・修了したが、免許有効期間の2カ月前の今年1月末日までに更新手続きを行わなかった。5月2日に更新手続きを行おうとしたところ、既に失効していることが判明した。
 また、臨時的任用教員昨年秋に講習を修了したが、管理職に講習修了書の写しを渡したことで、更新手続きが済んだと思い込んでいた。都教委が、今年7月1日から14年6月30日までの2年間有効となる臨時的任用教職員採用候補者名簿の登載手続きを行った際に、失効が分かった。
 都では、4月にも区部の小学校の病気休暇代替の時間講師(55)が免許失効で失職。管理職に講習修了を報告したことで更新手続きが済んだと勘違いしていた
 教員免許更新制は09年度に導入。10年ごとに30時間以上の講習を受講・修了した上で、都教委に更新を申請する必要がある
 一度失効しても、更新手続きを行えば免許は取得できるが、再び教壇に立つには採用試験に受かる必要がある
 相次ぐ免許の失効発覚を受け、都教委は、区市・町村教育委員会と都立学校長に対し、公立学校の・教員全員を対象に教員免許状が有効か原本確認を求めるなど、今月中に総点検を実施する
『都政新報』(2012/5/11)

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