パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

増田先生 見事に国際デビュー

2005年10月27日 | 増田の部屋
日本の権力者の常識は、世界の非常識

 九段中『ノ・ムヒョン大統領への手紙』事件に関して、九段中社会科教諭増田都子さんは26日、日本外国人特派員協会(東京・有楽町電気ビル)で記者会見をした。
 白のワンピースで登場した増田さんは、落ち着いてハキハキと事件の経緯を説明した。その中で傍証として教え子のA君(高校1年生)を紹介し、A君は、「増田先生の紙上討論の授業で多くのことを学んだ。いい先生だった。早く学校に戻ってほしい」と語った。
 続いて、大野昭之さん(元中学校校長)は「教科書の採択制度が法律も変わっていないのに、改悪されている」と語った。
 記者からの質問は、イタリア、フランス、韓国からだった。ジャーナリストらしい事実関係の確認があった。得体の知れない日本人2人からも、裁判を提起しないのか、なぜ弁護士がやらないのだ、などと聞いていた。
 イタリア・『マニフェスト』記者は、「イタリアでこのようなことがあったら生徒たちがボイコットなどで抵抗するだろう」と語りながら、増田先生が、労働組合から孤立して一人で闘っていることを訝しがっていた。さらに彼は、高校生のA君を激励した。
 増田先生は、悲憤に駆られ絶句もあったが、増田節も健在だった。
 通訳氏は、Kさん(英語教諭)の言によると、きわめて優秀で簡潔に語る増田さんの発言に、初めて聞く外国人記者にわかるようにサイド情報を細かく入れて丁寧に通訳していた由。
 インターナショナルに団結の輪は広がってくるかも。
(K記者)


こんばんは。増田です。
 都庁記者クラブのド鈍い日本人記者に比べ、本当に熱心に聞いてくれて、とても嬉しかったです。やっぱり「民主主義感覚」「人権感覚」の違いでしょうね。イタリア人記者の質問の英語の中で何度も出たので聞き取れた「ソリダリティ、ソリダリティ」という言葉が胸に痛かったです。「イタリアでは、こんなケースでは、どんなに組合が違おうと、一致してストをして、こんな事は許さない」と・・・「なぜ、日本人は団結できないのか?」・・・本当に、胸に迫ります。本当に、なぜ?
 3時から4時まで1時間の予定だったのに、なんと、4時40分まで、話を聞いてくれました。司会をしてくれたカナダ人ジャーナリストのベンジャミン・フルフォードさんは、8月15日の喜納昌吉さん達の集会にシンポジストで出ていて、面識があったのでした!その後、韓国MBCテレビの方達は個別にインタビューしてくれて、なんと、テレビ撮影(韓国で10分くらい放映とか)で、私の生活を(つまり自宅まで来て、研修センターまでの通勤の光景とか)撮ってくれるそうです。ムムム・・・(略)
 それから、イタリア人記者と、クリスチャンサイエンスモニターの記者と話して、終わったのが、6時半だったのでした!(略)それから新宿地区労の大会が農協会館であったので、署名を頼みに行きました。6時半から始まっていたのですが、なにしろ4時に終わる予定でいたので、楽勝で行けると思ってたんですが、着いたら8時で終わり近く、でも、発言させてくれて、署名も協力していただきました!
 Aくんも「おもしろかった!」と言ってくれたので、本当に良かった! 大野昭之さんに同席していただいたのも良かったです!
 そうだ、韓国MBCテレビの方はハンギョレ新聞のけっこう大きな記事を持っていらっしゃいました!たぶん、近々、送られてくるでしょう!そしたら、コピーして配りまくりましょう!皆様、お楽しみに!


※記者会見の模様をビデオで公開しているサイトがあります。
 約30分で、全容が分かります。
■ビデオニュース・ドットコム■
 トップページの下の方にあります。

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