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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

「日の丸・君が代」問題等全国ネットの形成へ<その2>(4)

2013年11月29日 | 日の丸・君が代関連ニュース
 ▲ 都庁前チラシ撒き&都教委定例会傍聴報告
 <転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「新芽ML」の渡部です。
 本日(11月28日)朝、「河原井・根津さんらの『君が代』解雇をさせない会」の都庁チラシまきがありました。
 チラシの内容は
 ①「君が代」不起立減給処分取り消しでは、済まさぬ?!
   都教委、8年半前にさかのぼって戒告処分のやり直しか!
 ②文科省、沖縄・竹富町への教科書是正要求 
   県教委は否定的な見解
 ③11月14日教育委員会定例会を膨張して
   特定秘密保護法(案)を先取り?
   「なぜ非公開?」ーー「それは秘密です」のよう
 ④徳洲会から5000万円 
   弁明 二転三転の猪瀬知事は辞任を!
 でした。

 参加者は9名。予定の9時前に準備した450枚を撒ききりました。
 「秘密保護法」や「猪瀬都知事の問題」が起きているので、受け取りが良いようでした。
 終了後、都教委定例会に向かいました。
 第二庁舎一階ロビーに入ってすぐ、私が、「5000万円、5000万円、猪瀬はもらった。 選挙資金だった。賄賂でもある。 猪瀬はヤメロー!ヤメロー!と大声で叫ぶと、ロビーにいた人々は反応を示しました。
 すぐに、警備の人が来て「大声を上げないで下さい」と言うので、「分かりました」と中くらいの声で答えました。
 その後、猪瀬のことを話題にしながらエレベーターに乗ると、警備の人が二人一緒に乗り込んできました。
 そのうちの一人が一生懸命何か書いているので、「何書いているの」と聞くと、「報告しなければならないので」と言います。
 そこで、「じゃあ、みんな猪瀬のことを悪く言っていた、やめろとも言っていた、と書いて猪瀬の所に持って行ったらいい。」と言ってやりました。
 定例会が開かれる30階に行くと、今度は、都教委職員S氏が「本日は3人に誓約書を書いてもらいます」と言う。
 しかし、前回の定例会の時に、「最初に退室させられた3人のうち2人に次回からは誓約書を書いてもらう」と総務部長が言っていました。
 それにもかかわらず、来てみると3人というのです。
 「総務部長が言ったことと違うではないか」と、対象となった3人は繰り返し強く抗議しました。
 それでも中々ラチがありません。
 そうしている内に警備関係者が増えてきました。
 これまで余り見受けない顔もいましたので、彼らの近くに言って、「猪瀬は5000万円もらっている。借りたなどというが子ども騙しだ。本人から選挙資金として要求したのだ。猪瀬は東京の恥だ。」ということを話しました。
 多くの職員や警備員は黙って、あるいは頷き、あるいは笑って聞いていましたが、名札に「総務局S」と書いている人が、「猪瀬ではなく猪瀬さんだろう。さんをつけろよ」と言ってきました。
 そこで、「彼のやっていることを見れば、どうしてさんなどつけられるか」と答えました。
 見たことがない顔なので都教委の職員に聞くと、「総務局とは知事部局の人だ」ということでした。
 チラシに猪瀬のことが書いてあり、マイクでも、ロビーでも、エレベーターの中でも、猪瀬のことを批判したので、猪瀬がわざわざ第一庁舎から第二庁舎まで派遣していたのかも知れません。
 「じゃないんですか、猪瀬さん。都庁内部ではおもてなし(裏)で、みんな猪瀬はやめろと言っていますよ。」
 「2人」が「3人」になった件についてはまだ紛糾していました。
 しかし、定例会開始時間に近くなったこともあり、とりあえず3人(F・根津・Sさん)とも「誓約書」に署名し、傍聴することになりました。私はSさんの達筆に驚きました。
 定例会会場には再び、傍聴席(20、本日は満席)の後ろに監視員が10名ほど控えていました。
 傍聴者は言わば定例会の自主的監視員でもあるわけですが、その監視役をさらに監視しているわけです。
 定例会が始まってすぐ、都教委職員が、「前回2名と言いましたが、2回退室させられたのは3名でしたので3名に誓約書に署名してもらいました」などと言っていました。
 定例会の内容は、<議案>が以下の通りで全て非公開
  ・今年度の都公立学校長等任用審査について
  ・都公立学校教員等の懲戒処分について(「君が代」不起立処分のやり直し)

 <報告事項>では、主に以下の報告について話されました。
  ・いじめ問題への対応
  ・学力向上のための調査

 そのうち、「いじめ問題」については、<いじめ総合対策(いじめに関する専門家会議報告)>というかなり分量の多いものが出されていました。
 しかし、その内容たるや「対応」だけのもので、「原因」についてはほとんど触れられていませんでした。
 そこで、傍聴席では、そのことを指摘する私語が何人かから語られました。
 それが聞こえたのかどうかわかりません。
 内館委員が、「いじめの原因にストレスがあるようだがそのストレスの原因の調査はなされているのか」と聞きました。
 すると、事務局からは「それはやっていません」という返事でした。
 そこで内舘委員は「加害生徒の分析もしていないのでは、それを取り除くことができるのか。根本的に違うのでは」などと述べました。
 要するに、「原因」を明らかにせず「対応」を考えているのです。
 その中にはカウンセラーを全校において、生徒全員と面接するなどというものもありました。
 しかし、これを徹底すれば「生徒間の密告」のようなことも起きてくるでしょう。

 また「学校全体で取り組む」などと言うのもありました。
 しかし、教職員間を人事考課などでバラバラにして、どうして教職員間の協力体制が作られるでしょうか
 行き着くところ、「いじめ対策」に名を借りた「児童・生徒治安対策」となるでしょう。
 定例会終了後、退室時、多くの人が都教委を批判する声を上げました。
 Fさんは、 「最高裁で都教委が断罪されたのに、謝罪もせずになぜまた処分するのか」ということを大声で言っていました。
 私も、「君が代不起立で処分・再発防止研修をしていじめをしているのは都教委だ。人事考課で教職員を分断してどうして学校全体でいじめに取り組めるか」
 と述べました。

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