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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

東京都は生徒指導に画一的な厳罰主義を導入

2013年06月24日 | 暴走する都教委
  《都教委》15年度に全校統一基準
 ● 停退学などの処分を厳格化


 都教育委員会は13日、全都立高校を対象に、基本的なルール・マナーの理解や実践力の向上を図るための「生活指導統一基準」を導入していく方針を明らかにした。
 全校導入は2015年度の予定で、今年度は18校の先行実施校を指定した。
 生徒の規範意識や公共の精神を高める一方で、生徒への懲戒処分内容を含めた「特別指導の指針」を新たに策定し、問題行動に応じて生徒の責任を明確にしていく。
 具体的な懲戒の内容は、
 ▽自転車の2人乗りや暴走行為には「説諭、訓告」
 ▽携帯電話やネット等の誹諦中傷行為には「訓告、停学」
 ▽飲酒や喫煙行為、万引きには「停学、退学」

 ▽傷害、恐喝、放火には「退学」
 -などを想定。
 軽度の問題行為でも、繰り返して行った場合は停学期間の長期化など懲戒内容を前回よりも重くすることを検討している。
 生徒への訓告、停学、退学は学校教育法施行規則に基づく処分で、都教委では統一した基準を示すことで、都立高校全体に対する信頼向上にもつなげる考え。
 都立高校に関する都の11年度調査では、「生徒指導が徹底している」と答えている都民は全体の約12%にとどまった。
 これとは別11年度に都立高生徒に行った調査では、「生徒の規範意識が低下している」とする回答が全体の約7割に及んだ。
『都政新報』(2013/6/18)

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