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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

アベを倒そう!(182)<日本会議の実像>

2016年12月05日 | 日の丸・君が代関連ニュース
<転送歓迎>(重複ご容赦)
・「都教委包囲首都圏ネットワーク」、・「新芽ML」、・「ひのきみ全国ネット」、・「戦争をさせない杉並1000人委員会」の渡部です。
 本日(12月3日)、東京・杉並で青木理さん(ジャーナリスト)と永田浩三さん(武蔵大学教授)の対談による▲ 『日本会議の実像』という集会が開かれました。
 (主催:自由と平和のために行動する議員と市民の会@杉並)

 青木さんは『日本会議の正体』という本を出されています。
 以下、お二人の話から特に印象に残ったところを報告します。

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 杉並には松浦芳子という区議がおり、彼女は日本会議東京都本部理事であり、首都圏地方議員懇談会副会長で、日本会議とのかかわりは相当に長い。
 「日本会議」の主な主張をまとめると以下の通り。
  ①伝統的な(といっても明治以来の)天皇制を守ること
  ②愛国教育に力を入れる事(教育基本法に「愛国心」が入る)
  ③日本の戦前の戦争を美化するような歴史観

  ④国防に力を入れる(軍備増強
  ⑤憲法「改正」
  ⑥伝統的家族観の重視(夫婦別姓は許せない!)

 <渡部コメント:全体としては歴史に逆らう後ろ向きの主張です>

 彼らの政治的手口は変わっていない。
 地方でいろいろな運動をやるためキャラバン隊を全国に派遣し、地方議会で「意見書」を上げさせ、「署名」を積み上げる。
 そして中央で大掛かりな集会を開き、そこに国会議員を呼ぶ
 (今年5月の公開憲法フォーラムには安倍首相がビデオメッセージを寄せた)
 彼らのスローガンは「地方から都市へ」だ。
 
 今年の初詣では、神社で憲法「改正」の署名を始めた。

 しかし、「日本会議」は必ずしも一枚岩ではない。
 憲法「改正」ではなく、現憲法そのものを廃止し、明治憲法復元を主張する者たちもいる。
 天皇の「生前退位」についても、意見が分かれている。

 <渡部コメント:このことは私たちの陣営についても言えるでしょう。
 イギリスやフランスの市民革命でも、「立憲君主制」か「共和制」か、で革命派内部に違いがあったように。>
 活動家の人の多くは椛島氏に見られるようにオールド右翼だ。
 けっしてそれほど若い人たちを引き付けているわけでもない。
 彼らの財源はそれほどないはずだ。神社などが主な収入源かも。
 彼らは愛国と言いながら「反米」は一切出てこない
 「反共」であり、戦後民主主義を憎悪している。

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 話を聞き、彼らを軽視することは出来ないが、だからと言って彼らを必要以上に誇大視することもない、私たちの運動を着実に進めていくことが極めて重要だ、と思いました。
 彼らが(神社頼みの)「地方から都市へ」なら、私たちは(勤労人民頼みの)「都市から地方へ」です。
 これが発展した資本主義国における人民の闘いだと思います。
 (もちろん、地方の闘いを決して軽視するわけではありませんが)

 集会には160名余りの方が参加されました。

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  【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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  東京五輪に 【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
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  対米従属で「世界征服」を夢想するデマゴギー政治家安倍首相を倒そう!
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