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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

大阪「君が代」裁判 辻谷処分取消訴訟証人尋問

2016年01月11日 | 日の丸・君が代関連ニュース
 最高裁によれば、「君が代」起立斉唱は「慣例上の儀礼的所作」だそうです。
 じゃあ、その「慣例上の儀礼的所作」に過ぎないことを、条例を制定してまで教職員に義務化するのはなんでやのん?
 儀礼的なことってあかんのんちゃうのん?
 そんなん礼儀を重んじる国でやってええのん?
 と突っ込みを入れつつ、最高裁のいう「み~んなやってるんやから、やったらええやん」という理屈にもならない屁理屈を少しでも突き崩したいと思います。
 (参考)儀礼的儀礼の形式だけを重んじて物事を行うさま。「儀礼的なあいさつ状」 大辞泉より
  《Tネット通信 号外》
 ◆ 辻谷不起立減給処分取消訴訟 いよいよ最大の山場 証人尋問!

 ◆日時:1月25日(月)13:30~16:00
 ◆場所:大阪地方裁判所809号法廷


 証人1(原告側)元同僚Fさん(現府立高校教員)
     条例下における卒業式の実態を証言!尋問時間40分
 証人2(被告側)大阪府教育委員会元管理公務災害グループ課長補佐
     初めて府教委官吏が証言! 尋問時間40分
 証人3(原告側)原告 辻谷博子 尋問時間80分
     命令には従えなかった経緯を証言!(卒業式ビデオ上映)

 法廷終了後報告集会を開催します。(こちらだけの参加も可です)
 大阪弁護士会館5階501号室4時半~6時

 2011年、全国でも例のない「君が代」条例が大阪で制定されました。それ以来、卒業式は、口元チェックを始めとして、命令通りに教員が「君が代」を歌うかどうかを監視する場と化しました。
 本来、卒業式はそんなことのために行われるものではないはずです。当たり前のことですが、卒業を迎えた生徒を祝福する場であるはずです。
 さらに、2012年制定された大阪府職員条例では、三度の不起立で免職と定めています。
 原告は、教員生活最後の卒業式に参列したことで、命令に違反し、「君が代」斉唱時に立たなかっと、それを理由に減給処分を受けました。
 裁判では、卒業式の意義を問い直し、「君が代」条例下、卒業式がどのようなものとなったか、その実態を証言し、「君が代」条例そして、職員基本条例の違憲性を問うつもりです。どうか多くの方々の傍聴支援をお願いいたします。
『Tネット通信 号外』(2016年1月9日)
教育基本条例下の辻谷処分を撤回させるネットワーク
(yamadak@nike.eonet.ne.jp)

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