パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

第5回全国学習・交流集会 参加団体資料から(12)

2015年09月07日 | 日の丸・君が代関連ニュース
 ◎ 不起立の思い グループZAZA

 2011年6月大阪府国旗国歌条例の成立以降、卒業式・入学式での「君が代」不起立者に対する戒告、減給、再任用拒否などの処分を大阪府・市教委は行ってきました。そして現在13名がグループZAZAとして連携しながら、人事委員会や裁判に訴え処分撤回を求めて闘っています。この闘いに全国的な支援をお願いします。
 以下は、13名の「不起立の思い」です。
 ※ZAZA(ザザ)は「座座」「The 座」みたいな感じで、「すわる仲間」というような意味で名付けました。
 ◎ 1999年2月、学校に「日の丸・君が代」を強制する国家による凄まじい強圧によって、広島県の校長が死に追いやられた。直後の6月、政府は「国旗国歌法」を閣議決定し、8月9日に強行可決した。許せないと思った。「國歌『君が代』の趣旨を教へて、尊皇愛國の精神を養はせる」(尋常小学校修身指導書)に、与することはできない。
井前弘幸


 ◎ 「日の丸・君が代」の強制は、こども達に、無理矢理「愛国心」を刷り込むことを目的にしている愛国主義教育です。領土問題を始め、国家間の対立が激しくなってきつつある時、愛国主義は、他国を蔑視する排外主義へと突き進むことを戦前の教育は教えています。「繰り返さぬぞ絶対に!」との誓いを掲げ、闘いましょう。
菅平和

 ◎ 私たちは、生徒に、「君が代」に敬意を抱かせ、しっかり歌わせるための教育活動として、自ら「君が代」を起立・斉唱することを命じられています。これは、すでに、戦争教育なのではないでしょうか。「君が代」が、天皇治世の永遠を願う歌として、戦争体制づくりの役割を担った事実さえ伝えずに、生徒に、とにかく「歌え」と迫る「君が代」強制は許されません。
松田幹雄

 ◎ 私が初めてクラス担任を持った時、在日朝鮮人の生徒Kがいた。Kのお父さんの、戦前、戦中、今とは比べものにならない程の民族差別の中で、画家として生きてきた話を聞いた。今も学校に学ぶ多くの生徒や保護者と共に歩む道筋、それをこれからも貫いて行きたい。
松村宜彦

 ◎ 戒告処分の不服申し立てから2年以上経て、2015年6月にようやく人事委員会の口頭審理が始まりました。9月15日(火)10:30~の第2回口頭審理には当時の教え子が証人に立ってくれますが、府教委と人事委は校長の証人申請を拒んでいます。裁判提訴とともに人事委闘争へも引きつづき支援をお願いします。「戦後」から「戦前」への動きに抗して共に闘いましょう!
増田俊道

 ◎ 人事委員会では、証人調べを終え、「起立斉唱」の職務命令や再任用合格取消処分が、いかに恣意的で違法なものであるかを立証できました。今後、「君が代」不起立解雇撤回訴訟で、人事委員会での証言も有効に活用して、勝利をめざします。今後ともご支援をお願いします。
野村尚

 ◎ 今年私は「生徒の介助のために立たない必要がある」と主張しましたが認められず戒告処分を出されました。「君が代」の強制は、思想・良心の自由を奪い信教の自由を侵します。起立している間、大事な職務を放棄させられます。教員の面従腹背は「考えるな」という反教育的メッセージを子どもたちに発することになります。闘うことは教育的メッセージです。
奥野泰孝

 ◎ 私は天皇制をなくすべきであると考えます。「君が代」は天皇の治世が永遠に続くことを願い、天皇を崇め奉る歌です。私はこのような「君が代」を認めることはできず不起立を貫いてきました。府教委(戒告処分)豊中市教委(減給処分・再任用不合格)撤回を闘っています。
佐藤訓子

 ◎ ~安倍も橋下も憲法まもれ!~安倍晋三が憲法改正ではなく憲法違反の道を選んだのは、ひょっとして、橋下徹の違憲条例に力を得たのではなかろうか?!それなら、私たちは真っ向勝負で闘うのみ!大阪「君が代」条例は憲法違反!従う義務はない!減給処分も戒告処分もすべての処分は無効!!!
辻谷博子

 ◎ 「日の丸・君が代」にはいろいろな考えがある。日本はいろいろな考えも認める自由な国だった。よそ者は排除し、お上の考えに従わぬ者は力ずくで転向をせまる。そんな風になってしまった今、黙っていていいのか。フツーに自由でフツーに平和な日本を取り戻したくて、私はここにいる。
梅原聡

 ◎ 「『君が代』なんか、だれが歌うもんか。クソクラエじゃ。」これは中沢啓治さんがゲンに叫ばせたことばです。「戦争と原爆の責任を絶対に許さんぞ!」という中沢啓治さんの遺志を受けついで、元凶の天皇制・「日の丸」「君が代」と闘います。そこに教育と子どもたちの未来があると考えるからです。
山田肇

 ◎ 教員になったとき「教え子を再び戦場に送るな」というスローガンに共感した私は、戦争につながる一切のものに手を貸さないと心に念じてきました。そして、今こそ行動しないと若い人たちに申し訳ない、との思いから仲間と一緒に裁判提訴しました。膝を屈して生きるよりも立ち上がって闘いたいと思います。
山口広

 ◎ 安倍政権の下で学校教育は危険な道具に変えられようとしています。子どもに愛国心植え付ける、領土問題、歴史問題で排外主義、民族主義を煽る、自衛隊を賛美し戦争を肯定する、天皇への敬意を押しつける、基本的人権や労働者の権利は踏みにじる。私が君が代に不起立した昨年2月よりも危険はずっと強まっています。今こそ力を合わせて軍国主義への動きを阻止しましょう。
吉田正弘

 ★グループZAZA 連絡先:090-6067-0560(菅)
 ブログ:http://blog.goo.ne.jp/zaza0924(グループZAZAで検索)
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