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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

半分冗談で「北朝鮮ミサイルは原発よりも東京のど真ん中に」

2017年07月09日 | フクシマ原発震災
 ◆ ミサイル「東京の真ん中の方が」
   =規制委員長が発言、撤回―福井
(時事通信)


 原子力規制委員会の田中俊一委員長は6日、関西電力高浜原発がある福井県高浜町で行われた意見交換会で、住民から北朝鮮のミサイル発射に関して質問され、「小さな原子炉にミサイルを落とすだけの精度があるか分からない。私だったら東京都のど真ん中に落っことした方がよっぽどいいんじゃないかと思う」と述べた。
 田中委員長は終了後、記者団に発言の趣旨を問われ、「大した意味はない。ターゲットはでかい方がいいということ」と説明。「例えが不適切だった」と述べ、撤回した
 意見交換会では、住民の男性が北朝鮮のミサイルについて、規制委の対策を質問。
 田中委員長は「ミサイル攻撃を想定した対策は立てていない」と説明した後、問題の発言をした。直後には「半分冗談だ」とも話した。 
『時事通信』(2017/7/6)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170706-00000155-jij-soci
 ◆ 田中原子力規制委員長「ミサイル落とすなら東京がいい」 (日刊ゲンダイ)
 原子力規制委員会の田中俊一委員長が6日、関西電力高浜原発がある福井県高浜町の住民らとの意見交換会で、原発を狙った北朝鮮のミサイル攻撃について聞かれ、「私なら東京を狙う」などと“暴言”を吐いた。
 意見交換会は高浜原発3、4号機の再稼働を受けて開催され、周辺自治体の首長や住民ら約30人が出席していた。
 この中で、田中委員長は「原発は航空機の衝突に耐えられる安全対策がとられている」「小さな原子炉に落とす精度があるのか分からない」などと述べた後、「私だったら東京のど真ん中に落とした方がよっぽど良いと思う」「向こう(東京)には何十万人もいる」などと発言。
 その直後に「今のは冗談」と付け加えた。
 終了後、報道陣から問い詰められた田中委員長は「戦争になれば原子炉だけの問題ではなくなるとの意味だった」と釈明し、陳謝した。
 田中委員長といえば、「規制委員会は原発への地震の影響を過小評価していると指摘する地震学者がいる」と聞かれ、その学者の説を“邪教”呼ばわりしてひんしゅくを買うなど問題の多い人物。
 今回も、出るべくして出た問題発言。冗談にもほどがある。

『日刊ゲンダイ』(2017年7月7日)
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/208985
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