◆ 腹はすいたが怒りのほうが勝っている!
~6日目に入った学生ハンスト (レイバーネット日本)
→動画(二人の思い 3分)
http://youtu.be/U3HyaoWGz8E
「安保法案成立阻止」を掲げ8月27日に開始された、学生無期限ハンストが9月1日、ついに6日目を迎えた。
4人の参加者のうち2人は、8月31日夜と9月1日朝にドクターストップがかかった。現在は、上智大学2年の井田敬さん(写真右)と専修大学4年の元木大介さん(左)がハンストを続けている。
元木さんは「一番つらいのはお腹がすいていること。また天気が崩れて急に寒くなったりするのがつらい。先行きは不安もあるが、不安より戦争法案への怒りが勝っている」と語った。
井田さんはやせて、時計のベルトの穴が2つ縮まった。「一時下痢でつらかったが、今はやれるところまでやろうと思っている。やっと僕らは表現するものを持てた、という実感がある」と元気よく話した。
この間、中国のTV局やイランのラジオ局の取材も受けた。
30日の国会行動では、場所を参議院会館前から国会前に移動。多くの人から握手を求められたり、激励のことばをもらったという。
私の取材中も有志のカンパが届いた。カンパには「命をかけて日本のために戦争法案を阻止し人々の起爆材になってくださっている戦士の皆様へ」の添え書きがあった。
『レイバーネット日本』(2015/9/1)
http://www.labornetjp.org/news/2015/0901shasin2
私たち「安保関連法案制定を阻止し、安倍政権を打倒するための学生ハンスト実行委員会」は、安全保障関連法案の審議即時停止と安倍政権退陣を求めて、8月27日より無期限ハンガーストライキを開始することをここに宣言します。
安全保障関連法案(以下、安保法案)は多数の批判と抗議を押し切って7月16日に衆議院を通過し、現在参議院で審議中です。憲法上のいわゆる「60日ルール」を含めても今国会での法案の成立は確実と言われています。
安保法案で法制化される集団的自衛権はアメリカなどの同盟国が主導する軍事行動に日本が直接参加することを許すもので、「戦争法案」としての本質は明らかです。
戦後日本はアメリカと日米安保という実質的な軍事同盟を結び、東アジアにおける軍事的緊張関係の一端を担ってきましたが、安保法案の制定がかかる緊張をエスカレートさせる危険は目に見えており、先の大戦への反省を無視した愚かな行為です。
またこの法案は国内の多くの憲法学者が指摘するように明白な違憲立法であり、法学上のクーデターというべきものです。まさしく安保法案は世界の民衆を分断し戦争を準備する、本来的に民衆に敵対する法律です。一切の正当性もなく、拒絶する以外にはありません。
では法案成立を阻止し、戦争を止めるために私たちは何をするべきなのでしょうか。
私たちは自らの生活に代えてでも安倍政権の戦争準備を拒否し、世界中のあらゆる戦争に加担することを拒否するという姿勢を直接行動によって示していくべきだと考えます。現在の沖縄・辺野古での反基地運動が、自らの平和を希求すると共に、基地を通じて世界の民衆が殺害されていくことを実力で拒否しているのと同様に。
私たちによるハンガーストライキは、戦争によって犠牲になりうるあらゆる人々と協力し、戦争への動員・協力を共に拒否するよう呼びかける直接行動の一過程です。そのために私たちは生命をかける覚悟でたたかいます。
安保法案審議停止・安倍政権退陣に向けて共に行動しましょう!
【呼びかけ人】(ハンスト実行者は井田、元木、嶋根、木本の4人)
井田敬(上智大学2年)元木大介(専修大学4年)嶋根健二(専修大学4年)木本将太郎(早稲田大学1年)安井遼太郎(慶應大学3年)土田元哉(慶應大学2年)梶原康生(専修大学3年)手塚(東京福祉大学)坂田圭太(立正大学3年)徳山陽一(都立産技高専5年)匿名希望(高校2年)
~6日目に入った学生ハンスト (レイバーネット日本)
佐々木有美
→動画(二人の思い 3分)
http://youtu.be/U3HyaoWGz8E
「安保法案成立阻止」を掲げ8月27日に開始された、学生無期限ハンストが9月1日、ついに6日目を迎えた。
4人の参加者のうち2人は、8月31日夜と9月1日朝にドクターストップがかかった。現在は、上智大学2年の井田敬さん(写真右)と専修大学4年の元木大介さん(左)がハンストを続けている。
元木さんは「一番つらいのはお腹がすいていること。また天気が崩れて急に寒くなったりするのがつらい。先行きは不安もあるが、不安より戦争法案への怒りが勝っている」と語った。
井田さんはやせて、時計のベルトの穴が2つ縮まった。「一時下痢でつらかったが、今はやれるところまでやろうと思っている。やっと僕らは表現するものを持てた、という実感がある」と元気よく話した。
この間、中国のTV局やイランのラジオ局の取材も受けた。
30日の国会行動では、場所を参議院会館前から国会前に移動。多くの人から握手を求められたり、激励のことばをもらったという。
私の取材中も有志のカンパが届いた。カンパには「命をかけて日本のために戦争法案を阻止し人々の起爆材になってくださっている戦士の皆様へ」の添え書きがあった。
『レイバーネット日本』(2015/9/1)
http://www.labornetjp.org/news/2015/0901shasin2
◎ 声 明 文
安保関連法案を阻止し、安部政権を打倒するための学生ハンスト実行委員会
安保関連法案を阻止し、安部政権を打倒するための学生ハンスト実行委員会
私たち「安保関連法案制定を阻止し、安倍政権を打倒するための学生ハンスト実行委員会」は、安全保障関連法案の審議即時停止と安倍政権退陣を求めて、8月27日より無期限ハンガーストライキを開始することをここに宣言します。
安全保障関連法案(以下、安保法案)は多数の批判と抗議を押し切って7月16日に衆議院を通過し、現在参議院で審議中です。憲法上のいわゆる「60日ルール」を含めても今国会での法案の成立は確実と言われています。
安保法案で法制化される集団的自衛権はアメリカなどの同盟国が主導する軍事行動に日本が直接参加することを許すもので、「戦争法案」としての本質は明らかです。
戦後日本はアメリカと日米安保という実質的な軍事同盟を結び、東アジアにおける軍事的緊張関係の一端を担ってきましたが、安保法案の制定がかかる緊張をエスカレートさせる危険は目に見えており、先の大戦への反省を無視した愚かな行為です。
またこの法案は国内の多くの憲法学者が指摘するように明白な違憲立法であり、法学上のクーデターというべきものです。まさしく安保法案は世界の民衆を分断し戦争を準備する、本来的に民衆に敵対する法律です。一切の正当性もなく、拒絶する以外にはありません。
では法案成立を阻止し、戦争を止めるために私たちは何をするべきなのでしょうか。
私たちは自らの生活に代えてでも安倍政権の戦争準備を拒否し、世界中のあらゆる戦争に加担することを拒否するという姿勢を直接行動によって示していくべきだと考えます。現在の沖縄・辺野古での反基地運動が、自らの平和を希求すると共に、基地を通じて世界の民衆が殺害されていくことを実力で拒否しているのと同様に。
私たちによるハンガーストライキは、戦争によって犠牲になりうるあらゆる人々と協力し、戦争への動員・協力を共に拒否するよう呼びかける直接行動の一過程です。そのために私たちは生命をかける覚悟でたたかいます。
安保法案審議停止・安倍政権退陣に向けて共に行動しましょう!
【呼びかけ人】(ハンスト実行者は井田、元木、嶋根、木本の4人)
井田敬(上智大学2年)元木大介(専修大学4年)嶋根健二(専修大学4年)木本将太郎(早稲田大学1年)安井遼太郎(慶應大学3年)土田元哉(慶應大学2年)梶原康生(専修大学3年)手塚(東京福祉大学)坂田圭太(立正大学3年)徳山陽一(都立産技高専5年)匿名希望(高校2年)
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