●本日(6/8)都教委定例会で「内心の自由」懲罰を決定●
東京・全国の仲間の皆さんへ。(転送・転載歓迎。重複はご容赦下さい。)
一部報道関係者にも送信しています。
被処分者の会近藤です。
長くなりますが、最新情報を2つ送ります。
1.元都立高校教職員、元校長が都教委の4.13通知撤回を要請(6月7日)
昨日(6月7日)、元都立高校の教職員・保護者・卒業生でつくる「都立高校に自由をとりもどす会」(代表:坂牛哲郎元都高教委員長、小島昌夫元都高教副委員長、他416人)と元管理職15人の呼び掛け人の代表など11名は、都教委木村孟委員長・中村正彦教育長に「職員会議の採決禁止」の4.13都教委通知の「撤回」を要請しました。この申し入れには、被処分者の会・被解雇者の会の退職教員も参加しました。mた、元管理職の呼び掛け人には、都人事委員会公開口頭審理で10.23通達による都教委の「不当な支配」を証言してくれたWさん(元K高校校長)も加わっています。
申し入れの様子は、本日の新聞「赤旗」(http://www.jcp.or.jp/をクリックし「他の記事」をクリックすると出ます)にも掲載されています。
■ 要請内容 2006年4月13日付「学校経営の適正化」通知を見直し撤回し職員会議の生かし方は各学校の創意に任せるよう要請します。
(1)会議運営の常識から見ての異常さーーさらに教育の場で行政が学校に強制
(2)職員会議が教育に果たしてきた歴史的、社会的・教育学的役割への無理解
(3)4.13通知は都立学校への生徒・親・都民の信頼を失わせるおそれがある
(4)画一的な運営方式の押しつけ(4.13通知)を見直し撤回し各学校に運営の自由の保障を
■ 元都立高校校長のメッセージから・・・何人もの都立高校元校長・教頭がメッセージを寄せていますが、一つだけ紹介します。
元都立高校校長Sさん 「学校は校長や副校長など校長や副校長などの一部教職員の恣意的な意向、運営でよい教育が出来るものではありません。全教職員の英知と自由な創造的な工夫や活動を保障し、それらを結集してはじめて実現されるものです。そのためには従来の職員会議はなくてはならないものです。今度の『学校経営の適正化』通知は、教職員の自発的で自由な発想や相互の協力、信頼関係を圧殺し、教育を死に追いやり、教職員の集団的活動を敵視する絶対に認めることの出来ないものです。」
2.本日(8日)開催の東京都教育委員会定例会で卒・入学式での「内心の自由」説明に「懲罰」を決定
一昨日(6日)メールで送信したとおり、本日10時から開催された都教委定例会で、06年3.13通達(学習指導要領に基づき適正に生徒を指導することを教職員に徹底せよ、との都教委の校長への通達<職務命令>)後の初めての「不適切な生徒指導」での教職員に対する「懲罰」が決定されました。都教委近藤精一元指導部長は人事委員会審理で「指導部長厳重注意」「指導部長注意」は「指導の範囲内」と述べていますが、直接の「上司」である校長を飛び越えて都教委指導部長が「厳重注意」「注意」を一般の教員に与えることは、教育基本法第10条が禁ずる「教育の不当な支配」そのものであり、見せしめ的な「懲罰」に他なりません。
■ 該当者は明日(9日)、都教職員研修センターに呼び出されています。被処分者の会では、3校7名の該当者の呼び出しを確認しています。
(1)教員の果たすべき当然の「職務」として生徒に憲法第19条の「思想及び良心の自由」(内心の自由)を説明した教員に対する「不適切な指導」での「懲罰」
① 3月の卒業式前日の予行の場で説明(3.13通達以前)・・・都立農芸高校定時制Fさん(13時40分呼び出し)
② 4月入学式前のHRでの説明・・・都立Y高校全日制の新1年生担任担任5名(10時45分呼び出し)
以上について「指導部長厳重注意」が予想されます。
(2)前任校に来賓として呼ばれ来賓席で「不起立」をした教員・・・都立R高校(11時15分呼び出し)、「厳重注意」または「注意」か?
# 以上の件についての「プレス発表」は、明日の夕方、「厳重注意」終了後、となると予想しています。
ついにここまで来ました。憲法19条を生徒に教えたり、「来賓席」で「不起立」すると「不適切」で「懲罰」を課す、これが都教委の「素顔」です。教育基本法が改悪されたら全国にこの事態が広がるのは火を見るより明らかです。被処分者の会は民主主義を「標榜」する国でのこの不当きわまりない暴挙の強行を満身の怒りを込めて抗議し撤回を求めます。
● 都教委包囲首都圏ネットは、明日(9日)、「教育基本法の改悪をとめよう!渋谷デモ」(18時、渋谷・宮下公園)を行います。また、都高教は「自主研修剥奪阻止・「学校運営適正化」攻撃粉砕・教育基本法改悪阻止総決起集会」(16時30分、都庁第2庁舎)を行います。それぞれ成功させましょう。
連絡先:「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会 事務局長 近藤 徹(下記携帯、メールで)
************
「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会
事務局長 近藤 徹
携帯:090-5327-8318
FAX:047-467-2498
e-mail:qq947sh9@vanilla.ocn.ne.jp
被処分者の会HP:http://www7a.biglobe.ne.jp/~hishobunshanokai/index.html.
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東京・全国の仲間の皆さんへ。(転送・転載歓迎。重複はご容赦下さい。)
一部報道関係者にも送信しています。
被処分者の会近藤です。
長くなりますが、最新情報を2つ送ります。
1.元都立高校教職員、元校長が都教委の4.13通知撤回を要請(6月7日)
昨日(6月7日)、元都立高校の教職員・保護者・卒業生でつくる「都立高校に自由をとりもどす会」(代表:坂牛哲郎元都高教委員長、小島昌夫元都高教副委員長、他416人)と元管理職15人の呼び掛け人の代表など11名は、都教委木村孟委員長・中村正彦教育長に「職員会議の採決禁止」の4.13都教委通知の「撤回」を要請しました。この申し入れには、被処分者の会・被解雇者の会の退職教員も参加しました。mた、元管理職の呼び掛け人には、都人事委員会公開口頭審理で10.23通達による都教委の「不当な支配」を証言してくれたWさん(元K高校校長)も加わっています。
申し入れの様子は、本日の新聞「赤旗」(http://www.jcp.or.jp/をクリックし「他の記事」をクリックすると出ます)にも掲載されています。
■ 要請内容 2006年4月13日付「学校経営の適正化」通知を見直し撤回し職員会議の生かし方は各学校の創意に任せるよう要請します。
(1)会議運営の常識から見ての異常さーーさらに教育の場で行政が学校に強制
(2)職員会議が教育に果たしてきた歴史的、社会的・教育学的役割への無理解
(3)4.13通知は都立学校への生徒・親・都民の信頼を失わせるおそれがある
(4)画一的な運営方式の押しつけ(4.13通知)を見直し撤回し各学校に運営の自由の保障を
■ 元都立高校校長のメッセージから・・・何人もの都立高校元校長・教頭がメッセージを寄せていますが、一つだけ紹介します。
元都立高校校長Sさん 「学校は校長や副校長など校長や副校長などの一部教職員の恣意的な意向、運営でよい教育が出来るものではありません。全教職員の英知と自由な創造的な工夫や活動を保障し、それらを結集してはじめて実現されるものです。そのためには従来の職員会議はなくてはならないものです。今度の『学校経営の適正化』通知は、教職員の自発的で自由な発想や相互の協力、信頼関係を圧殺し、教育を死に追いやり、教職員の集団的活動を敵視する絶対に認めることの出来ないものです。」
2.本日(8日)開催の東京都教育委員会定例会で卒・入学式での「内心の自由」説明に「懲罰」を決定
一昨日(6日)メールで送信したとおり、本日10時から開催された都教委定例会で、06年3.13通達(学習指導要領に基づき適正に生徒を指導することを教職員に徹底せよ、との都教委の校長への通達<職務命令>)後の初めての「不適切な生徒指導」での教職員に対する「懲罰」が決定されました。都教委近藤精一元指導部長は人事委員会審理で「指導部長厳重注意」「指導部長注意」は「指導の範囲内」と述べていますが、直接の「上司」である校長を飛び越えて都教委指導部長が「厳重注意」「注意」を一般の教員に与えることは、教育基本法第10条が禁ずる「教育の不当な支配」そのものであり、見せしめ的な「懲罰」に他なりません。
■ 該当者は明日(9日)、都教職員研修センターに呼び出されています。被処分者の会では、3校7名の該当者の呼び出しを確認しています。
(1)教員の果たすべき当然の「職務」として生徒に憲法第19条の「思想及び良心の自由」(内心の自由)を説明した教員に対する「不適切な指導」での「懲罰」
① 3月の卒業式前日の予行の場で説明(3.13通達以前)・・・都立農芸高校定時制Fさん(13時40分呼び出し)
② 4月入学式前のHRでの説明・・・都立Y高校全日制の新1年生担任担任5名(10時45分呼び出し)
以上について「指導部長厳重注意」が予想されます。
(2)前任校に来賓として呼ばれ来賓席で「不起立」をした教員・・・都立R高校(11時15分呼び出し)、「厳重注意」または「注意」か?
# 以上の件についての「プレス発表」は、明日の夕方、「厳重注意」終了後、となると予想しています。
ついにここまで来ました。憲法19条を生徒に教えたり、「来賓席」で「不起立」すると「不適切」で「懲罰」を課す、これが都教委の「素顔」です。教育基本法が改悪されたら全国にこの事態が広がるのは火を見るより明らかです。被処分者の会は民主主義を「標榜」する国でのこの不当きわまりない暴挙の強行を満身の怒りを込めて抗議し撤回を求めます。
● 都教委包囲首都圏ネットは、明日(9日)、「教育基本法の改悪をとめよう!渋谷デモ」(18時、渋谷・宮下公園)を行います。また、都高教は「自主研修剥奪阻止・「学校運営適正化」攻撃粉砕・教育基本法改悪阻止総決起集会」(16時30分、都庁第2庁舎)を行います。それぞれ成功させましょう。
連絡先:「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会 事務局長 近藤 徹(下記携帯、メールで)
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「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会
事務局長 近藤 徹
携帯:090-5327-8318
FAX:047-467-2498
e-mail:qq947sh9@vanilla.ocn.ne.jp
被処分者の会HP:http://www7a.biglobe.ne.jp/~hishobunshanokai/index.html.
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