都高教・教員免許更新受講者アンケート（１）

　◇ 教員免許更新制受講者アンケート集計結果 ＜前編＞（回収１９４名）

都高教教文部（１０／６）

　◆ 受講の申講・手続きについて
・多くの講座が先着順だったので、受講が決まるまでの間、他に申し込むことも出来ず困った。
・講習の予約からはじまり、手続きが煩雑過ぎる。
・手続きが複雑で、ネットで時間がかかりすぎるなど大変。
・インターネットでメールのやりとりしなければならないので，ＰＣが出来ないとすごく大変。
・インターネットでの手続きなので、毎日注意してみていなければならないのがわずらわしい。
・講義ごとに受講票が必要でなおかつ写真添付ということで面倒だった。
・現在の職員証などでも代替オーケーにしてほしい。
・卒業生以外受け入れない大学も多く自分の出身大学が使えないと厳しい。
・夏に申し込んでおいた大学での講習が「定員割れ」で閉講になってしまい、予定が狂った。
・３０時間まとめて受講しないと受け付けない私立大が多い。
・「情報科」の講習が少ないため、大学を探すのが大変であった。
・キャンセルが大量にでた大学は、採算がとれず、講座を中止したところもあった。非常に不安定な制度といえる。
　◆ 受購した購習内容について
・「最新の教育事情」とか書って５０年前の教育理論をやっていた。
・元校長の学校マネージメントについての講習があったが、全くひどい中身であった。

・どこかの心理学の先生がＴＶでしゃべった録画ビデオを見せるだけの授業もあった。
・ある購習では、シラバスで書いてある内容と実際の内容が大きく違い、受講者がとまどった。
・Ａ４、３枚のレポートが事前に要求された（当日提出）。これは勘弁してほしい。また、指導要領等の資料の持参などがあったがほとんど使用しなかった。
・現場ですぐに生かせる内容が少なかった。知識として必要なことの他にもっとより具体的な事例がほしいと感じた。
・小中高と全校種一緒で内容的に小中事例が多かった。
・自分の教科でないものをとったので、新鮮でおもしろかった。
・授業改善に役立ちそうな講習もあり受講する価値はある。
・学習指導萎領の改正時期なので、その資料・説明があり、大変参考になった。
・内容はそれなりに現場的にも意味のあるものが多く、都教委の研修をせめてこのレベルならと思ったが、１０分休憩を挟むだけで６時間ぶっ通しは心身に負担が大きい。大学の教官たちもそう言っていた。
・大学側も工夫して、グループ討議の時間をとってくれた。多くの校種の先生と交流しわりとよかった。
・教育現場の様々な問題についてディスカッションやロールプレイなどを行ったが、行われた内容そのものよりも、各地方の中学・高校の先生方との意見交換が役に立った。
・参考になるものもあるが、実践的なものは余り多くなかった。とてもおもしろい講座とそうでない講座がはっきりしていた。
・おもしろかったが、「教員の資質向上」に結びつくのか疑問。
・講義に工夫を凝らしてくれたので、興味深く聞くことが出来たが、内容的にはそれほど必要とは感じなかった。
　◆ 修了認定について
・１２時問を８つの講座に分割し２日間で８回もの試験を受けた。負担が大きすぎるのと、試験時間分講義が短くなり物足りない内容となった。
・１講座（６時間）で１時間のレポートテストはいきなりできつい。
・専門は難しい。大学の教員は高校の教員のことを余り理解していないと思った。
・マークシート式のテストなので合格できるか不安。
・３０分間の論述試験はかなりのプレッシャーでした。
・全て論文形式（各科目８００字程度）で比較的やりやすかった。
・感想を書くものが多い。しかし、Ｏ×問題の試験は、「簡単だ」という割に問題文が難しく、予習もなくて会場からの不満の声が多かった。
・購義で説明不足だったものや貌明されていなかったものが、出題されていたものもあった。
・英文法の試験については事前に辞書があったほうがよいということが伝えられていなかった。
・基本的にきちんと受講していれば何ら問題がない内容だった。大学側も合格させることを前提に考えていると思われた。
・講師の方はこちらのこともわかっているようで、認定試験自体は苦になるものではなかった。
・大学側は落す試験ではないというが、合否の基準や出題レベルがわからなかったので、大変きつかった。
・講義を担当する先生方も、試験をどうやればよいのか困っていた。現場の声を書いてほしいとの内容があった。
　（続）