<板橋高校卒業式> 杜撰きわまりない高裁判決!
☆☆ 偽証を見抜けない高裁判事は辞職せよ! ☆☆
★ 第3回最高裁要請行動 9月8日(火)9時45分東門(国立劇場並び)集合 ★
■ 「最高裁に公正な判決を求める署名用紙」ダウンロード ↓ (PDFファイル)
http://www.sirobara.jp/090303fujita-syomei.pdf
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/c8/de0515b2155bdf338c28d27af4db6253.jpg)
「大槍」 《撮影:佐久間市太郎(北海道白糠定、札幌南定、数学科教員)》
『藤田の日記』(「雇用融解」6・7・8・9)
----------------------------------------
2008/03/15(土) 6 「 序章 ニッポン製造業復活の象徴「亀田」の〝逆説〟
----------------------------------------
中国を筆頭とするアジア各国や国内他県と競った結果、過去例を見ない巨額の補助金でシャープの最新鋭製品工場誘致を勝ち取った、三重県亀山市。だが、「地方の勝者」が手に入れたのは、明日なき低賃金労働者たちの苦悩だった。・・・・
この亀山工場に詰まっている、「匠の技」、「秘伝のタレ」とは何か。亀山工場の全容については、関係役員、幹部とも
「それはブラックボックスですから」と口を閉ざす。・・・
だが、第一工場稼動から数年経ち、工場従業員たちからブラックボックスの一端、とりわけ労働環境に関する話が漏れ始めたーーー。」
----------------------------------------
2008/03/16(日) 7
----------------------------------------
「亀山工場で2004年3月、下請け会社の森川充さん(仮名、43)が重傷を負った労災事故で、所属する下請け会社が別の場所で事故が起きたとする虚偽の報告書を労働基準監督署に提出していたことが、06年夏に判明した。・・・
森川さんは「アサヒサービス」(愛知県安城市)と契約し、亀山工場で薬剤やパネル材料を運ぶ業務を担当していた。
シャープはこの業務を元請会社の「日新」(神奈川県横浜市)に委託。日新は「光明」(埼玉県狭山市)に二次下請させ、光明はさらに、森川さんが所属するアサヒサービスに三次下請させていた。
商品の入ったトレーにビニールシートを荷台の上からかける作業中、誤って左足を踏み外し、荷台から落下してしまった。命綱はあったが、「作業効率が悪くなるので使用しないよう聞いていた」(森川さん)。そのため、左筋骨骨折という重傷に至った。
事故直後、シャープの担当者が現場を通りかかると、元請会社の担当者は「彼は〝腹痛〟のようなので、今日は帰します」と報告。・・・
森川さんは結局、休養期間終了後にシャープ亀山工場の仕事に戻ることも叶わず、所属会社から他に紹介されるのも条件の悪い仕事ばかり、結局、契約終了となり、住んでいた寮も追い出された。・・・
06年夏に大きく社会問題化した、請負労働者に対して本来はその権利がないメーカーが指揮命令を行う、つまり実態は派遣なのに請負を装う労働者派遣法違反の「偽装請負」が行われていた可能性が高い。
使用者責任があいまいとなりがちで、深刻な労災発生につながりやすい重層下請の問題点が集約されたケースといえる。・・・」
----------------------------------------
2008/03/17(月) 8
----------------------------------------
「2005年5月11日の夜7時半、シャープ亀山工場の5階フロアの「棚管理」部署において、三木浩一さん(仮名、36)、外崎武敏さん(仮名、37)の2人が荷物を運搬中、放置されていたパレットにつまづき、後ろ向きで転倒、腰と肘を強く打つけがをした。
運んでいた荷物は、液晶テレビのパネルとなる、37インチのガラス30枚を収める、重さ50キログラムの黒い箱。本来シャープの規定では3人で運ぶこととされていたが、2人で運ばされていた。
三木さんと外崎さんはともに北海道出身。05年4月下旬に、請負会社ジャスティ(三重県鈴鹿市)と雇用契約を結び、即日、シャープ亀山工場での研修が始まった。元請会社は「丸和製作所」と並び、シャープ亀山工場と結びつきの深い、「ユーテック」グループの「ミエテック」(現「カメヤマテック」)だ。
朝9時半と夜9時半の2交代12時間拘束勤務を4日ごと、2日間の休みを挟んで繰り返す。夜勤もあるハードな肉体労働だが、時給は1100円にとどまる。」
----------------------------------------
2008/03/18(火) 9
----------------------------------------
「事故翌日も無理して働いたためか、2人はそろって腰痛が一層悪化した。その後数日休んで静養したが、具合は良くならない。いよいよ病院に行こうとした矢先の5月20日、ジャスティの事務所で所長から、
「もう仕事に来るな」
と告げられ、解雇通知書を交付された。
解雇日時は即日。理由は「休みすぎ」のためだと、口頭で告げられたという。1週間後には、所長から、
「寮を出て行け」
「ケガは自分で治せ」
と言われ、その2日後にはガスが、さらに2日後には本当に電気を止められ、寮を追い出された。整形外科では三木さんは打撲と捻挫、外崎さんは骨がずれていると診断されたにもかかわらず、である。労災申請の請求にも腰が重かった。
結局、最終的には2人の労災は認められ、解雇通知も撤回されたが、彼らも亀山工場に戻ることはなかった。・・・」
☆☆ 偽証を見抜けない高裁判事は辞職せよ! ☆☆
★ 第3回最高裁要請行動 9月8日(火)9時45分東門(国立劇場並び)集合 ★
■ 「最高裁に公正な判決を求める署名用紙」ダウンロード ↓ (PDFファイル)
http://www.sirobara.jp/090303fujita-syomei.pdf
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/c8/de0515b2155bdf338c28d27af4db6253.jpg)
「大槍」 《撮影:佐久間市太郎(北海道白糠定、札幌南定、数学科教員)》
『藤田の日記』(「雇用融解」6・7・8・9)
----------------------------------------
2008/03/15(土) 6 「 序章 ニッポン製造業復活の象徴「亀田」の〝逆説〟
----------------------------------------
中国を筆頭とするアジア各国や国内他県と競った結果、過去例を見ない巨額の補助金でシャープの最新鋭製品工場誘致を勝ち取った、三重県亀山市。だが、「地方の勝者」が手に入れたのは、明日なき低賃金労働者たちの苦悩だった。・・・・
この亀山工場に詰まっている、「匠の技」、「秘伝のタレ」とは何か。亀山工場の全容については、関係役員、幹部とも
「それはブラックボックスですから」と口を閉ざす。・・・
だが、第一工場稼動から数年経ち、工場従業員たちからブラックボックスの一端、とりわけ労働環境に関する話が漏れ始めたーーー。」
----------------------------------------
2008/03/16(日) 7
----------------------------------------
「亀山工場で2004年3月、下請け会社の森川充さん(仮名、43)が重傷を負った労災事故で、所属する下請け会社が別の場所で事故が起きたとする虚偽の報告書を労働基準監督署に提出していたことが、06年夏に判明した。・・・
森川さんは「アサヒサービス」(愛知県安城市)と契約し、亀山工場で薬剤やパネル材料を運ぶ業務を担当していた。
シャープはこの業務を元請会社の「日新」(神奈川県横浜市)に委託。日新は「光明」(埼玉県狭山市)に二次下請させ、光明はさらに、森川さんが所属するアサヒサービスに三次下請させていた。
商品の入ったトレーにビニールシートを荷台の上からかける作業中、誤って左足を踏み外し、荷台から落下してしまった。命綱はあったが、「作業効率が悪くなるので使用しないよう聞いていた」(森川さん)。そのため、左筋骨骨折という重傷に至った。
事故直後、シャープの担当者が現場を通りかかると、元請会社の担当者は「彼は〝腹痛〟のようなので、今日は帰します」と報告。・・・
森川さんは結局、休養期間終了後にシャープ亀山工場の仕事に戻ることも叶わず、所属会社から他に紹介されるのも条件の悪い仕事ばかり、結局、契約終了となり、住んでいた寮も追い出された。・・・
06年夏に大きく社会問題化した、請負労働者に対して本来はその権利がないメーカーが指揮命令を行う、つまり実態は派遣なのに請負を装う労働者派遣法違反の「偽装請負」が行われていた可能性が高い。
使用者責任があいまいとなりがちで、深刻な労災発生につながりやすい重層下請の問題点が集約されたケースといえる。・・・」
----------------------------------------
2008/03/17(月) 8
----------------------------------------
「2005年5月11日の夜7時半、シャープ亀山工場の5階フロアの「棚管理」部署において、三木浩一さん(仮名、36)、外崎武敏さん(仮名、37)の2人が荷物を運搬中、放置されていたパレットにつまづき、後ろ向きで転倒、腰と肘を強く打つけがをした。
運んでいた荷物は、液晶テレビのパネルとなる、37インチのガラス30枚を収める、重さ50キログラムの黒い箱。本来シャープの規定では3人で運ぶこととされていたが、2人で運ばされていた。
三木さんと外崎さんはともに北海道出身。05年4月下旬に、請負会社ジャスティ(三重県鈴鹿市)と雇用契約を結び、即日、シャープ亀山工場での研修が始まった。元請会社は「丸和製作所」と並び、シャープ亀山工場と結びつきの深い、「ユーテック」グループの「ミエテック」(現「カメヤマテック」)だ。
朝9時半と夜9時半の2交代12時間拘束勤務を4日ごと、2日間の休みを挟んで繰り返す。夜勤もあるハードな肉体労働だが、時給は1100円にとどまる。」
----------------------------------------
2008/03/18(火) 9
----------------------------------------
「事故翌日も無理して働いたためか、2人はそろって腰痛が一層悪化した。その後数日休んで静養したが、具合は良くならない。いよいよ病院に行こうとした矢先の5月20日、ジャスティの事務所で所長から、
「もう仕事に来るな」
と告げられ、解雇通知書を交付された。
解雇日時は即日。理由は「休みすぎ」のためだと、口頭で告げられたという。1週間後には、所長から、
「寮を出て行け」
「ケガは自分で治せ」
と言われ、その2日後にはガスが、さらに2日後には本当に電気を止められ、寮を追い出された。整形外科では三木さんは打撲と捻挫、外崎さんは骨がずれていると診断されたにもかかわらず、である。労災申請の請求にも腰が重かった。
結局、最終的には2人の労災は認められ、解雇通知も撤回されたが、彼らも亀山工場に戻ることはなかった。・・・」
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます