ぴあピアノ教室 in 目白

豊島区目白にある
小さなピアノ教室のページです。
日々の出来事を綴っています。

レッスンと語学と

2011-02-24 09:30:59 | その他
半年ぶりの、ウィーンの先生のレッスン。

先生に会えるのだと思うと、
何かこう、背筋の伸びるというか、
身の引き締まる思いがする。

この半年、出来る範囲での語学の勉強続けたし、
ピアノの練習こそ、やれる範囲だったけれど、
でも先生から聞きたいことや相談したいことなど山積み。

レッスンでは
暗礁に乗りあげていた曲を聴いていただけて、
やっぱり楽譜の読みこみの甘さを痛感(いつもなんだけど…)。
以前弾いたことのある曲でもあったので、
暗譜で弾いているうちに、
テキトーに解釈つけて、ニュアンスも勝手放題になっていて、
そこ、かなり丁寧に軌道修正。

弾きなれてしまうことによって、
どうしても自分のいいようにやりやすいように
変えてしまう私。ダメダメ~~。

暗中模索中のバッハも、
楽しんで弾けるウキウキした雰囲気に。
バッハは表現記号やアーティキュレーションは殆ど残していない。
演奏者の想像力、音楽性が出る。
ほよよ~、先生さすが!!


この半年、多方面に渡り何だか忙しかったけれど、
継続してドイツ語を聞き続けるようにしていたせいか、
先生のお話もかなり聞きとれて、
ピアノ弾きつつ、「私、すごい?」と素に戻ってしまった
先生もそれに気付き、日本語交えずドイツ語レッスン。
レッスンに熱が帯びて来ると先生のドイツ語はすごいスピードになる。
それとともに、先生が喋り終わってからの私の理解するまでの間もまた拡がる

見ていただいた曲の方向性もかなりクリアになり、
語学の方も半年前よりはいくらかマシになったかな?
「あなたのドイツ語、とても上達しました!」
と言っていただけたし

先生は私のレッスンの後、先生に少しお時間があり、
ラッキーなことにお茶をご一緒できました

ロッジ風の造りのかわいいカフェでお茶
必死に先生のドイツ語に耳を傾ける私。

なのに
どうも気が散ると思ったら、
BGMでかかっていたピアノ曲。
よくよく聴いてしまうと、なんと演歌!
イージーリスニングな感じにアレンジされてるけど、
聴いてると歌詞まで聞こえてきそう。
気だって散るさ。

先生との別れ際、
先生がペラペラっと聴き覚えのない言葉を話す。
しばし静止の私。

と、先生、
「これ、ウィーンの方言です」
とにんまり

それは、日本では中々学べませんよ、先生

ピアノも語学もまだまだ!!
新しい曲の課題もいただき、
すごく楽しい時間でした
コメント
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