先日、柳家 花緑さんが娘の小学校にいらっしゃるというので、
「参観できますよ」のプリントに、
参観ではなく、完全に観賞目的で行って来た。
花緑さんは、いわずもがな落語家。
娘世代で言えば「日本語であそぼ」で親しんだ最も近しい落語家。
その落語家さんが、なんと娘の小学校の卒業生。
それで毎年4年生に落語を聞かせに来てくださっているらしい。
朝ドラ「ちりとてちん」は見ていたものの、
落語には、まるで興味のなかった娘。
その日も「2時間も落語だよ~」と言って登校していた。
教室に花緑さんが入って来るや否や空気が変わる。
彼が入ってきただけで、彼の周囲の空気がスン!と何だか澄んだ空気になる。
凛!ではなく、スン!(分からない…?)
とにかく、空気感が変わるのだ。
最初の1時間は花緑さんのお話。
落語家になろうとした時のこと、
日本にどれくらい落語家がいるだろう…などなど。
落語に関する雑学。
話すことのプロ!
子どもたちがザワつくや否や、
花緑さんが言葉を発するそのタイミング、強さ。
すぐに子どもたちが花緑さんの話に食いついて行く。
緩急はあるけれど、
終始聞きとりやすい話し声。
プロだなぁ~と感心。
2時間目に落語。
「つる」と「初天神」を聞く。
いやぁ~~、面白かった。
4年生みんな大笑い。
楽しくて楽しくて楽しかった。
話のテンポもさることながら、何人もの人を演じるその演技力。
まだ42歳と言うけれど、なんと素晴らしかったこと!
4年生。
かなり難しいお年頃。
最初、斜に構えて話を聞いていた男の子が数人いたんだけれど、
落語が始まりどんどん引き込まれていくのか、
座る姿勢が変わっていく。
横を向いていたのに、お話が終わるころには完全に前を向いていた(笑
花緑さんの話力の現れ。
すごいです、花緑さん。
質問タイムもあって、子どもたちが思いつくまま質問をぶつける。
それらに丁寧に答える花緑さん。
「お話はどれくらい覚えていますか?
「一個覚えるのにどれくらいかかりますか?」
「簡単なお話と難しいお話ってありますか?」
「扇子とタオルを使う中で、一番難しい動作はありますか?」
などなど、挙げ始めたらキリがない。
私も聞いてみたいと思うようなことを後から後から子どもたちが聞く。
中でも
「緊張しますか?」
は、私も身を乗り出して聞いた。
答えは、「しません!」。
昔は緊張して緊張して、自分がどんな風に喋ったかまるで覚えていない、
次を忘れそうになって頭が真っ白になって…ということもあったという。
でも、考え方を切り替えたんだそう。
「失敗しても大丈夫!きちんとそれを笑いにしていける」って。
それからは、何千人、何万人の前で話すのだとしても緊張しなくなったのだと。
そして、
「緊張感は大切です。ステージに上がる責任がありますから。
失敗しても大丈夫だからって、失敗していいのとは話が違います。
でも、緊張感はあっても緊張する必要はないのだと思っています。」
って。
我がことのように、肝に銘じた。。。
帰宅した娘も、心底面白かったようで、
「楽しかった~~~。つる~~~~!だって(笑」
娘のアホな笑い声は2時間中、ずっと聞いていた気がする。
「参観できますよ」のプリントに、
参観ではなく、完全に観賞目的で行って来た。
花緑さんは、いわずもがな落語家。
娘世代で言えば「日本語であそぼ」で親しんだ最も近しい落語家。
その落語家さんが、なんと娘の小学校の卒業生。
それで毎年4年生に落語を聞かせに来てくださっているらしい。
朝ドラ「ちりとてちん」は見ていたものの、
落語には、まるで興味のなかった娘。
その日も「2時間も落語だよ~」と言って登校していた。
教室に花緑さんが入って来るや否や空気が変わる。
彼が入ってきただけで、彼の周囲の空気がスン!と何だか澄んだ空気になる。
凛!ではなく、スン!(分からない…?)
とにかく、空気感が変わるのだ。
最初の1時間は花緑さんのお話。
落語家になろうとした時のこと、
日本にどれくらい落語家がいるだろう…などなど。
落語に関する雑学。
話すことのプロ!
子どもたちがザワつくや否や、
花緑さんが言葉を発するそのタイミング、強さ。
すぐに子どもたちが花緑さんの話に食いついて行く。
緩急はあるけれど、
終始聞きとりやすい話し声。
プロだなぁ~と感心。
2時間目に落語。
「つる」と「初天神」を聞く。
いやぁ~~、面白かった。
4年生みんな大笑い。
楽しくて楽しくて楽しかった。
話のテンポもさることながら、何人もの人を演じるその演技力。
まだ42歳と言うけれど、なんと素晴らしかったこと!
4年生。
かなり難しいお年頃。
最初、斜に構えて話を聞いていた男の子が数人いたんだけれど、
落語が始まりどんどん引き込まれていくのか、
座る姿勢が変わっていく。
横を向いていたのに、お話が終わるころには完全に前を向いていた(笑
花緑さんの話力の現れ。
すごいです、花緑さん。
質問タイムもあって、子どもたちが思いつくまま質問をぶつける。
それらに丁寧に答える花緑さん。
「お話はどれくらい覚えていますか?
「一個覚えるのにどれくらいかかりますか?」
「簡単なお話と難しいお話ってありますか?」
「扇子とタオルを使う中で、一番難しい動作はありますか?」
などなど、挙げ始めたらキリがない。
私も聞いてみたいと思うようなことを後から後から子どもたちが聞く。
中でも
「緊張しますか?」
は、私も身を乗り出して聞いた。
答えは、「しません!」。
昔は緊張して緊張して、自分がどんな風に喋ったかまるで覚えていない、
次を忘れそうになって頭が真っ白になって…ということもあったという。
でも、考え方を切り替えたんだそう。
「失敗しても大丈夫!きちんとそれを笑いにしていける」って。
それからは、何千人、何万人の前で話すのだとしても緊張しなくなったのだと。
そして、
「緊張感は大切です。ステージに上がる責任がありますから。
失敗しても大丈夫だからって、失敗していいのとは話が違います。
でも、緊張感はあっても緊張する必要はないのだと思っています。」
って。
我がことのように、肝に銘じた。。。
帰宅した娘も、心底面白かったようで、
「楽しかった~~~。つる~~~~!だって(笑」
娘のアホな笑い声は2時間中、ずっと聞いていた気がする。