ぴあピアノ教室 in 目白

豊島区目白にある街のピアノ教室のブログです。日々の出来事を綴っています。

お花

2013-04-17 10:18:20 | その他
ステージで演奏し終えて、お花を受け取っているシーンはよく目にする。
ステージが華やかになってあったかい気持ちになるし、
受け取る方も嬉しい気持ちになる。

先月の発表会でもそんな光景をたくさん目にした。

そんなお花のやりとりのことを、
終わってからの感想で何人かからお話をいただいたので、
ちょっとここで演奏終了後のお花についてお話。

ステージを彩るお花たちだけれど、
客席でお花を手にしていると私はちょっと緊張する。
お花はたいていビニール製のシートにくるまれていて、
自分が意識していなくても、ちょこっと動かした、
いや姿勢を変えるためにほんの少し動いただけでも
ビニールが反応してカシャカシャっと音がする。
このカシャカシャ音。ビックリするほどステージに届いているのだ。
演奏の妨げになることもある。
また演奏者だけでなく、周りでその音を聞いている人の方が気になってしまうケースも多くある。
(今回のケースはこれが多かった。)
お花屋さんが気を利かせて花束をビニールの袋に入れてくれることもあるけれど、
これも結局は同じ。ちょっと動かせばカシャカシャと音が鳴る。
増して、渡そうと思っている人の演奏が始まるあたりから
「お花!」と準備を始めようものなら、カシャカシャは止まらない。
お花でお祝いをしたいと思っている人、その人の演奏をカシャカシャで妨げてしまっているかも知れない。
…というか、カシャカシャでその人の演奏は聞こえていないのでは…?
演奏がメインなので、できれば演奏をじっくり聞いてから動いてほしい。

ではどうするか?

終演後、ゆっくりお花を渡したい場合、
受付が設置されている演奏会や発表会なら、
そこに預けておくのがスマート。
演奏中お花のことを気にする必要がないから。
会が終わって受付で預かっていただいていたお花を受け取り、
お目当ての方に渡せばいいのだ。

ステージに持って行って渡したい場合。
お花の待機場所は膝の上…ではなく、座っている横でもなく、絶対に椅子の下!だと私は思う。
渡そうと思っている人の演奏の間、
「すぐだから!」とお花を膝の上に準備しても結局カシャカシャは鳴り続ける。
座っているすぐ横に置いておいても同じ。
タイミングを窺って身体が動くから、カシャカシャ…。
開演前や休憩中にすぐに渡せる状態にして椅子の下に置いておく。
演奏が終わって「いざ!」という時に、椅子の下からサッと取り出して持って行けばいい。
準備して椅子の下にセットした後は、その「時」まで休憩時間以外は絶対に触らない。
カシャカシャはできるだけ避けたいから。

音楽会という「静」の中に音を紡ぎ出すような場面で、
ビニールのカシャカシャは、残念なくらい雰囲気を壊してしまうので、
気をつけたいところ。


ここまでお話してしまったので、ついでにタイミングのことも。

お目当ての方が演奏を終え、どのタイミングで動き出せばいいか。
これは結構難しい。
会の流れを滞らせることなく渡したい。

見ていて一番綺麗に見えるのが、
演奏者がお辞儀を終えたところで、ステージ下に辿り着いていて「はい」と渡す感じ…カナ?…個人的に

ということで、逆算。
演奏者が演奏を終え、立ちあがった時に動き出せば、
そう遠くない所に座っていたのであれば間に合うのではないかしら?
演奏が終わってからでは辿り着けないくらい遠くの席に座ってしまっていたら…。
お目当ての方の前の演奏者が演奏を終えた所でスタート。
お目当ての方がステージに出て来るまでの時間内に、
ステージ近くの席へ移動してお花を椅子の下にセット。
ステージ近くの席が空いていなかったら…。
諦めましょう。
スマートに渡すことは無理だから、
休憩時間や終演後に手渡し…でどうでしょう。

今回はステージを降りたところでお花を受け取る人が多かったけれど、
ステージでライトを浴びている時に渡してあげた方が、
見栄えもいいし、いいお写真も撮れるのでは…?


なんて、私独自の考えかもしれないことを書き連ねてみた。
今後の参考までに。
コメント
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