日々考えていること

最近読んだ本の中に

あった言葉。

その選択は

　子どもにとっての最善か

　　親にとって、ストレスを減らすためか



レッスンをしている中でも

よく考える。

とある課題を抱える子に

その曲を合格させる近道は

教え込んでしまうこと。

でも、それ、

その子にとってのこの先に

役立つことなのか、

私がとりあえず当面のことを

片付けてしまいたいだけなのか。

我が子に対しても、その提案が

私自身のためか？子のためか？

私がラクになるため

私が気が済む選択になってはいないか。

レッスンだと

1週間経っても

同じことを伝えたいと思っているなら

大丈夫かな？

と時間をおける。

子育てだと、

そんな時間はない（笑）

子どものため

…が、自分のためではないように。

改めて活字で見て、

また考えさせられる。

半年以上ぶり

突然連絡をいただいた

「今日は教室へ伺っても

いいですか？」と。

そしてやって来たRくん。

なんとなんとの半年以上ぶり。

緊急事態宣言からずっと

リモートレッスンだった。

久しぶりは語弊があるかも知れないけれど

生のRくんに会うのは

やっぱり久しぶり。

背が伸びたね（笑）

PCの画面越しでも

いつも元気なRくんだけれど

直接会ったRくんも笑顔いっぱい。

色んなお話をしてくれた。

画面越しだと

何だか雑談が少なめになるのは

いいのか悪いのか…(^◇^;)

久しぶりにグランドピアノを弾いて

「鍵盤の重さも違うけど、

ペダルの感じが全然ちがーう！」

ってRくん。

そりゃそうだ（笑）

元の生活に戻りたい

…とは思うけれど、

きっとコロナは消えない。

共存して生きて行くことを

考えないといけないんだろうなぁ。



信頼と寂しさ

「お友だちの誕生日に

お菓子を作ってプレゼントするんだ」

というMちゃん。

素敵だね

と言うとMちゃんの顔が曇る。

Mちゃん、普段から

お母さんと一緒に

よくお菓子を作る話を聞いていたので

お菓子作り、

得意じゃない。

どうしたの？

と聞くと、

「ママに、

もう一人でできるでしょ」

って言われたと。

うんうん。

どのくらいお母さまの

お手伝いが入っていたかは

私には分からないけれど、

これまでに頂いたことのあるお菓子、

大半はMちゃんが作っていた感じだったので

お母さん、

Mちゃんならもう一人で大丈夫！

って、

信頼の証でしょ

と言うと、

「それも分かっているんだけど…」

と言葉を濁す。

Mちゃん、ひょっとして

ちょっと寂しかったりしてる？

と聞くと、

「うん…」

って。

一人で作れないわけじゃない。

でも、

これまで見守ってもらえていたのが

突然突き放されたみたいで

寂しさも感じてしまったよう。

子ども心も複雑。

色々あるんだな。。。

一人でできる

一人で考えられる

決めてほしい

と思って

子どもの意思に任ることは

すごく大切。

でもその裏に、

大人の意見や存在を感じておきたい

と思っている子もいる。

なかなかバランスが、難しい。。。