お家での練習にトラブルがあるようだったので
「自分でできる!」
と思えるところまで
レッスン時間内に譜読みを手伝うことにした。
ナントナント
レッスンの1時間ほど前から
「練習してない!
教えてー!!
教えてくれないなら
レッスン休むーーー!!」
と泣き喚いているらしい。
ちょっと噂は耳にしていたのだけれどね。
これ、新曲が出ている時にやっているっぽい💦
「教えないで」とお願いしている私と
「教えて」の娘の板挟みで
お母さまも心を痛めている。
なので、こちらも腹を据えて譜読みのお付き合い。
これ何の音?
とりあえずここまで音読ね
リズムはどうだろう?
調号あるね
4小節くらいを読み、弾いてみる。
次はどうする?
もう少しココを弾く?
それとも先に進む?
どうしたい?
等々を繰り返し、
基本、当人に任せて見守る。
20分くらいで曲の半分くらいまで弾けた。
「ほぼ自分の力で譜読みしたと思うけれど
泣き喚くより、教えてとせがんで1時間より、
20分弾いてここまで進みますが、
自分で進めた方が早くない?」
と時計を指しながら話すと、
なるほど…という表情。
とりあえずやる
これは理解してもらえたようで、
翌週はすんなり教室にやって来た。
そして、譜読みは呆気なく終わった。
「どうする?
もう一曲、新曲やりたいんだけれど、
また泣くの?」
と聞くと、
「やる」って。
まだまだ色々あるだろうけれど、
気持ちの上で、自立が必要だ。
一人でも大丈夫!
を知ることも大事だな。
この段階で相談していただけてよかった。