レッスンの途中、
私からの知識の質問に
「知らない」と答えるのと、
「忘れた」と答えるのでは
大きな差があると感じる。
「知らない」と答える子の多くは
はい教えてください、とばかりに
こちらの説明を待つ。
「忘れた」と答える子は
どこで習ったかな?
あの時かな?
この時かな?
と思い起こそうとしている。
…でSちゃん。
この日のSちゃんの演奏。
ちゃんと弾いてあるのに
どこか不自然。
通奏を終えたSちゃんに聞いてみると
「このマークが分からなくて、
前に◯◯の曲の時に出て来て
意味は書いてあるんだけど、
よく分からなくて、
こんな風に弾いたっけーー???
と思ってやってみたんだけど、
違いますか?」
あー、なるほど。
思い出して調べて推察して…。
Sちゃん、すごいね。
カッコいいよ!!!
こんな風に考えを巡らせるのって
立派だよーーー!
その後、
知識の補充と修正をして、
スッキリな演奏になり、
ハナマルがついた。
忘れるのは仕方ない。
でも、何だっけ?と
本を遡って調べることができるSちゃん。
立派!
本当に立派!!