8年近く前まで教室に来ていた
Hくんと同姓同名の「女性」から
問い合わせメールをいただく。
年齢を聞いても
ピアノ歴を聞いても
Hくんと同じ感じで、
Hくんに再会できたら嬉しいけれど、
メールだけで、
しかも性別が違うので
「Hくん?」とは聞きにくい。
体験レッスンに来たその人、
歩き姿もHくんで、
恐らくたぶんHくん。
女性…?
いや、…男性…だよね?
みたいな、内心、大混乱😆
マスクをしていることも手伝って
顔をジロジロ見すぎるのもね…💦
「Hくん?」と尋ねるのを躊躇う。
…が、思い切って
「Hくん(当時のの呼び名で)だよね?」と聞く。
笑いながら「そうそう」と。
「女性ってなってるから、
迷うじゃないか!」
と言うと、
「チェックを入れ直すのを忘れたか…」と。
「そもそも覚えてないかと思って…」
と言うHくん。
忘れるわけない!!
Hくんだと判明して安心。
ご家族皆さん元気か確かめ、
急速に数年前に連れ戻される感覚。
「教室に顔を出していること、
ご家族は知っているの?」
と問えば、
「言ってない」って😆
以前はお父さまから
「ピアノを弾ける男子はカッコいい」
と言われ通っていただけだったと。
今はちゃんと趣味にしたいと言うHくん。
「ラカンパネラが弾けたら辞める。
人生あと80年。
それまでに弾けますか?」と。
私、たぶんそれより早く
いなくなってると思うけれど🤣
他にも挙げてくれた目標曲が
クラシックだったことも嬉しい。
「コレどうぞ」
と差し出されたアップルクリームパイ。
当時は小学生だったHくん。
ご家族に言わず、
自分の意思で考えやって来たHくん。
こんな気遣いが出来る人になっているなんて、
すごいなぁ。。。
ひたすら感動した再会だった。
ピアノ教室、続けていてよかったー🎵
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