去る8月19日(金)から3日間、ピッコロ劇団員、亀井妙子、本田千恵子、森万紀、山田裕、および劇団部職員・田窪の5名で、宮城県仙台市を訪ねました。
初日には、仙台市太白区・大野田児童館や、みやぎ県子ども・おやこ劇場の皆さんのご協力により、従来からピッコロ劇団が県内外の小学校等で実施してきたワークショップ「あつまれ!ピッコロひろば」を、児童館を利用している小学1~3年生の子どもたちに体験してもらいました。
大野田児童館にて(左端は山田裕)
2日目、3日目には、若林区・せんだい演劇工房10-BOXで、ARC>T(アートリバイバルコネクション東北…震災を機に、地元仙台の演劇人が中心になって、アートによる東北復興を目指して結成された団体)の俳優やダンサー、事務局の方々、また10-BOXの八巻施設長にも参加いただいて、東北の子どもたちへ届ける舞台芸術によるアウトリーチ活動のあるべき姿について、それぞれの立場から協議をしました。
また具体的なアウトリーチプログラムについて、それぞれの経験や方法を紹介し、情報を交換するとともに、今後の仙台と兵庫のアートによる連携についても語り合いました。
3日間という短い時間でしたが、たくさんの方々ととてもとても中身の濃い時間を過ごさせていただきました。今回だけに終わることなく、ともに地域に根付いて活動するアーチスト同士として、いかにアーチストが地域に貢献することができるか、ともに学び合い、刺激し合いながら、息の長い支援と連携を継続していければと考えています。
劇団部 田窪