つれづれなるまんまに(是非に及ばず!)

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支払条件①

2006年10月30日 | とある会社のうちがわ
今、弊社で取引量を増やしている某高炉メーカー直属の物流会社H社との条件を変更していただかなければならない。
H社の決済条件は、ある一定以上の額を超えると全金額の60%を3ヶ月手形で支払われることになる。
社長からの命令、
いや、会社からの命令は末〆翌末現金決済。
取引開始直後はスポットでの取引だったため、その一定の額を超えなかったので全て現金支払いを受けていた。
営業活動が功を奏し取引量増大がゆえの問題発生だった。

担当者へのアポを取り、直ぐにH社へ向かった。
事情は理解してもらえるが先方にも自社のルールがあるとの見解。
無論そうだろう。
しかし、精一杯のアピールをした。
ヤル気と誠意を見せながら、弱みは見せずに。
一か八かの賭けだった。
一応の受け皿というかバックアップは考えていたが。

結局、その場ではYESの返事を貰えずに退散。
正直、停止を覚悟していたため今までの営業の努力、すなわち現場も含めた実働部隊の努力が消え去ってしまうことに悲しみを感じた。
H社をはじめ、そのグループとの取引は2年前から試みて、ようやく今年4月から開始できたからだ。
かなり遠回りをしての付き合い開始だった。
それゆえに取引開始したときの喜びは計り知れなかった。
今では全取引量の約8%にものぼる。
そういった中での苦渋の決断だった。
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