万博の旅から帰ってきてからのちぴら、やっぱり甘えん坊大魔神になってしまった。すぐに「ママ~!」とぴら奥さんに抱きついていって、気に入らないと泣く。お風呂の前が特にグズグズ言って、なかなか入ろうとしない。昨日はお風呂の直前におしっこ(おむちん)をしたのに、「一度新品のおむちんに替えろ!」という。「そのまま脱いで入っちゃいなよ」というぴら奥さんの言葉が納得できなかったらしく、15分も泣き続けたちぴら・・・。今日は「風呂の前に抱っこで居間に行ってお茶を飲む」という主張だけど、アレが叶えば次はコレで泣く・・・という状態でカラんでいるとしか思えず、泣いているちぴらを置いて、ぴら奥さんにお風呂に入ってもらう。
当然、ワンワン泣くちぴら。脱衣所でぴらにあと根性比べをしてみたけど、「ママが出てこないと納得しない」という主張は全く曲げず。「そんな事を言うなら、初めから泣かずに入れ!」というぴらにあと真っ向から対立した。35才の歳の差で本気バトルはかなり大人げないと思ったけど、毎晩コレじゃ疲れてしまうから、今日こそ絶対に折れないと心に誓っていたぴらにあ。「そんなに泣くんなら、外で泣け!」と脱衣所から追い出してドアを閉める。いや、閉めようと思ったけどちぴらがスゴイ力でドアを押すから、なかなか閉まらず・・・。やっとの思いでドアを閉めると、ギャピー!!!という怪獣のような泣き声と共に、ドコドコ扉を叩くちぴら。あんまりうるさいからドアを開けてみると、なんじゃこの血の海!!!
ちぴらが鼻血でも出したのかと思ったけど、顔にも手にも流血の後はなく、よくよく見ると足の親指からポタポタ血が滴っている。ドアの下の方(床から5cmくらいの場所)には血判状の痕、どうやら怒りにまかせてドアを蹴っ飛ばして、爪を割ってしまったらしい。しょうがないからぴら奥さんに出てきてもらって、傷の手当てをする。「今日はもうお風呂ダメだね・・・」というぴら奥さんの言葉を聞いて、「おふろはいる~!」って。もぅ勝手にして・・・
とは言っても、当然お風呂には入れず、血が止まってから特別にQooちゃん飲んで、少しゴキゲンが治ったちぴら。今度は「素っ裸で寝る!」とフルチンのまま、足の親指にガーゼを巻いて座布団の上に横たわっている姿が、なんか憎ったらしくて可愛い・・・