今日の職場は、ばばから送られてきた『謎のヒッチハイカー』の写真で持ち切りだ。今日の大島はそうとう南風が強かったから、「野田浜(北部の海岸)あたりでサザエでも捕っていて、流されたんじゃないの?」というのが、だいたいみんなの予想だ。「もしかして、熱海から泳いできたんじゃないの?」とぴらにあが冗談を言うと、「ジェットフォイル料金ケチるなよ!」とみんなが笑う・・・
でもさっき、インターネットでニュースを見てビックリした。ホントに熱海から流れてきたんだ・・・。ニュースによると、昨日(27日)の昼1時に熱海沖で漁をしていたAさん(40才・男性)が、まる一日風と潮に流されて37Km漂流中、偶然通りかかったジェットフォイルを見つけて足ヒレを振って救助を求めたらしい。ばばの目撃談によると、確かに黄色い足ヒレを振りながら、右舷側から泳いできたんだとか。といっても、時速80Kmで翼走中のJFはすぐには止まれず、ずいぶん行き過ぎてから戻ったらしいけど、よくぞ見つけたな。さすが東海汽船だ・・・
船内に収容されたAさんへ、おにぎりやらお茶やらコーヒーやら、次から次へと運ばれていったらしい。24時間絶食して、さぞ美味しかったでしょうね。それにしても、無事に救助されてホントによかったよかった。みなさんも強風の海にはくれぐれも注意しましょうね。かく言うぴらにあも、葉山でボート釣りをしていて、数百メートル流されて焦ったことあります・・・