しばらくご無沙汰していた飛行機の師匠から、数日前に電話がかかってきた。「今度の日曜日に大島に行きますから、会いましょうよ~!」という。師匠は中古の飛行機(4人乗りのパイパー機)をアメリカから買ってきて、時々あちらこちらに飛んで行っているという豪快な人だ。「飛行機って高いんでしょ?」と聞いたら、「中古車とあまり変わりませんよ、ぜひ免許取りませんか?」とカラカラ笑っていたっけ。その飛行機にはぴら奥さんと結婚する直前に、「お祝いで何処かへ行きましょう!」と東京湾一周遊覧飛行で乗せてもらった。当時はまだ珍しかったGPS受信機を付けたばかりの師匠、それをいじるのが忙しくて、ぴらにあに操縦を任せっきり。ヘタな無免許操縦で上昇気流に揉まれていると、「あまり揺らさないで下さいね・・・」とキツイお言葉。そんな状態でも、当時からぴら奥さんは後部座席で爆睡中・・・
今日の大島は三原山に雲がかかって、あまり飛行のコンディションはよくなかったけど、師匠のパイパー機は1,500フィートの低空で大島空港にやってきた。ちぴらも一緒にべっこう丼を食べに行って、バームクーヘンと波浮港を見て、くさやとアシタバを買って、大島滞在3時間で帰っていく師匠。「今度は一緒に新島に行きましょうね~!」と言い残して、ちぴらへのサービスで翼をグラグラ揺らしながら上昇していった。また来月くらいに飛んでくると言っていたから、それまでちぴらとパソコンで飛行機の操縦をトレーニングして乗せてもらおう!