ぴらにあの写真館 in 伊豆大島→都会へ(新・日記帳)

8年間の伊豆大島生活から都会へ移住しました…
旧日記帳(ODNまいぺーじの思い出)は、BOOK MARKよりどうぞ!

恐怖の島免許・・・

2005-06-09 21:24:32 | 伊豆大島の暮らし

 保育園にちぴらを迎えに行こうと思って、車で家を出たぴらにあ。すぐ近くのY字路に差しかかったところ、右の道から軽自動車が出てきて、ブレーキも踏まずこっちへ突っ込んできた。やっとすれ違いが出来るくらいの細い道で、「ぶつかる!」と慌てたけど、なんとかギリギリで避けて事なきを得た。運転席のおじさんを見ると苦笑いしているけど、ホントに危ないよ・・・。普通、自分が曲がっていく先の道路に別の車がいれば、それをやり過ごしてから進むのがルールだと思うけど、島は違う・・・

 お互いのおかれている状況はどうあれ、ようするに『先に差し掛かったモノ勝ち』だ。脇道や自分の家から本道に出る時も、交差点に差し掛かった時も、駐車車両を避けて車線をはみ出す時も、交通法規で言う『優先』というのは関係ない。対向車や優先道路を走行している車に迷惑をかけないという意識は全くなく、とにかく『自分が出たい時に、見ないで飛び出す』というのが島ルールだ。元々、都内に比べたら交通量が極端に少ないから、「ちゃんと確認しないで一周道路に飛び出しても、まず車は走って来ないよ・・・」というのが島内の運転心理だと思うけど、交通量の少なさから比べると、意外と接触事故は多い伊豆大島・・・

 もう一つのデンジャラス島ルール、大きな交差点(信号があるような)以外ではウインカーは出さない。一周道路を快調に走っている時よくあること、先行車がいきなりブレーキと思うと、ウインカー無しで勝手に右へ左へ折れていく。止まるのかと思って追い越そうとすると、後方確認もせずに右折していく軽自動車・・・。だからぴらにあは、トロトロ走っている車が前にいても、集落の中では追い越さないことにしている。特に中高齢者のドライバーさんには、島で免許を取って、島でしか運転したことのない人が大勢いる。そういう人を『島免許』といって、職場の人はみんなも恐れている。大島の交通状況から言えば、危険予測や安全確認が不慣れなのはしょうがないことだから、批判するつもりはないけれど、アブナイのは間違いない。みなさんも、楽しい離島ドライブの際は『島免許ドライバーさん』に、充分にお気を付け下さい・・・
コメント (4)
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