ぴら家でちょいと出掛けた時、ご飯をたべたり乗り物に乗ったりしても、まずじじはお金を支払わない。普通は大黒柱のじじがパッと支払うのが世の常だと思うけれど、なんでか昔からじじは自分の財布を絶対に開かないから、それが『ぴら家の常識』という感じがして、いつもじじ以外の誰かが払うことになる。それが、ちぴら相手だと全く違う・・・
東京に行った時、荷物が多いからと駅前から家までタクシーに乗っても、当たり前のようにじじが払ってくれるようになったからビックリだ。「なんか飲むか~?」と言いながらちぴらと売店に入ってったかと思うと、みんなの分のお茶を買ってきたり、牧場のアイスクリームを1万円札で払ってくれたり。いつものようにちぴらは涼しい顔で、じじの買ってくれたにんじんアイスを舐めているけど、「これは貴重なアイスなんだよ・・・」と複雑な気持ちで食べるぴらにあ・・・