談合坂SAで大渋滞に巻き込まれた後、中央高速で東京へ戻ってくると、遠くの方に花火が上がっているのが見えた。どうも高速道路の近くで花火大会をやっているらしく、近づいていくとどんどん大きくなってくる花火の輪。チャイルドシートに座っているちぴらに「花火見える?」と聞いても、どうもピンと来ないようで・・・。「ほら、また上がったよ!」とぴら奥さんが指さしても、どれが花火なのか解ってないらしい。そうか、ちぴらは花火をやったことがないから知らないのか・・・
という訳で、島のホームセンター(雑貨屋?)で手持ち花火セットを買ってきた。定価525円が260円の大特価品だ。ちぴらは夕方のまだドピーカンと明るいうちから、「もう、くらいよ!」張り切っている。7時半を過ぎてやっと暗くなったから、「待ち切れん!」と電車ごっこを始めたちぴらを誘って外へ出る。セットの袋に入っていた便利な着火具(ロウソク+お灸みたいなの)に火をつけて、花火大会(in伊豆大島職員住宅)の開始だ。子供用の手持ち花火だからあまり迫力はないけれど、久しぶりに嗅ぐ火薬の匂いがなつかしい。ちぴらに「もってみれば」と渡そうとしても、怖がってなかなか持とうとしない。それでもしばらく見ていると慣れたようで、恐る恐るそーっと火のついた花火を持ってみる。飛び散る火の粉をじーっと見て、瞳をキラキラ輝かせているちぴらでした・・・