ぴよしろうの半日登山

家からわりと近場での、軽登山を続ける私、「ぴよしろう」の記録です。麦汁登山は・・・危険ですのでお勧めしません(苦笑)

目国内岳から岩内岳へスキー縦走 平成22年5月10日(月)

2010-05-16 18:22:34 | ニセコ・冬山
 ぴよしろう、今日はお休みをいただき、前から気になっていた蘭越の方の目国内岳へ向かいます。
 
 去年秋に縦走した目国内のあたりの丸みのある景色が好きで、のんびりスキーで歩きたいなと思ってました。

 ニセコパノラマラインはまだ通行止めで、細い道はまだ除雪されてません。
 なんかすごく迷いながら、自宅から3時間半もかかってやっと新見温泉へ到着(恥)。

 山の上の方はなんだか雲がかかっていて、「ガスってだめだ」と戻ってくる方もいます。
 ぴよしろう、また少し迷いましたが、今日も迷いを断つため止むを得ず麦製黄金液をいただき準備開始。

 準備していると、車でやはり目国内に行くご夫婦がいらっしゃいました。
 ガスは晴れると読んで、「行きましょう」といってくれました。

↓新見温泉前の駐車スペース。
  


 9時8分、今日も短いGASPOのスキーを持って、珍しく兼用靴を履いて出発です!
(いつものファンスキーブーツ、アタッチメント忘れたので・・・。)

↓温泉前ゲートをスタート。

   

 ちょっと進むと重機が作業中。
 道路脇の雪を削って溶かす作業のようです。

 

 通行したら邪魔とか言われると思ってたら・・・「こんにちは」と気持ちよく挨拶をいただきました。
 意外だっただけになんかうれしかったですね。

 そしてヘアピンカーブのところから雪の上に。
 つぼ足でGPSを見ながら、そしてビールもいただきながら(笑)、まずは前目国内に向かいます。



 地図上では登山道側が傾斜がゆるそうなので、大きく右側に迂回してから山頂へ向かいます。

↓のっぺりした前目国内山頂。



 10時35分、山頂に着くと登山道が出ていて、もう夏山のようでした。



 とりあえず目国内がガスで見えないので、ここでおにぎり食べて休憩することに。
 ここからもう岩内の海が見えるんですね。
 


 しばらく休憩すると、目国内のガスが晴れてきます。

 目国内を見ると、新見温泉前で会ったご夫婦が遠くに見えてきました。
 で、自分もスキーを履いて出発、目国内とのコルに下り、山頂へ向かうことに。

↓雲の晴れてきた目国内岳。



 せっかく晴れたので、少し早足で目国内へ向かいます。
 そして約50分かかった11時40分、岩だらけの頂上に到着です。



 ザックを置いて休憩しようとしていると、先ほどのご夫婦が。



 地元の方で、天気に誘われて来たそうです。

 ご主人はクロカンスキー、奥さんはテレマーク。
 クロカンスキー、よく登ってこれたなあと思ってたら、シールが貼ってありました。
 珍しいですよね。

 そして驚いたのが、クロカンスキーなのにテレマークターンで滑り降りるってことです。
 こんなことができるとは・・・勉強になります!

 動画です。(後ろから来て先に出るのがクロカンスキーのご主人。)

↓クリックすると動画に。(音声なし)



 動画は載せるとの承諾得てなかったですが、あまりにすばらしいので紹介させていただきます。いいですよね?
 
 さて、とりあえずは岩の山頂へ。
 兼用靴、基本的にスキー靴ですから、岩の上はめちゃめちゃ歩きにくいですね。

 山頂、天気よくて景色いいです。
 登ってよかった。

↓ほんと、「連山」と言う感じの連なりです。



↓岩内岳と奥に積丹方面の山々。



 すばらしい景色を堪能したら、反対側の斜面に出て、景色を見ながら岩内岳側に回りこみます。

↓反対側です。黒松内の方?山名はよくわかりません(笑)



 で、12時15分、麦の呪いを解くための散歩開始です(笑)。
 岩内岳には、ちょっと遠いような気もしていて、行くかどうか迷いながら、少しずつ接近。

 決心が付かないままに近づいていくと、もうコルの近くまで来てしまい・・・。
 「ええ~い!いけー!」
 ということで結局向かいます。

 最初から気持ちよく滑り降りればよかった。
 そのほうが早いし、気持ちいいし(苦笑)。 

↓目国内の斜面を途中から滑走。



 そして岩内岳に向かって、歩くスキー大会です。
 天気よくてさいこー。

↓ニセコの山々。



↓近づいてきた岩内岳。もう雪が・・・ありません。



↓振り返って見る。なだらかな目国内。



 岩内岳は、もう夏。
 兼用靴で夏道を泣きながら登り、

↓また、岩ですじゃ(涙)。 ←「いわない」岳なのに岩がある・・・失礼(笑)。

 
 
 13時24分、頂上です!

↓きゃー、海きれい。



↓ひゃー山もきれい。札幌の山々までよく見えます。



↓で、よく見ると、こないだ歩いた無意根、中岳、並河、喜茂別のラインが見えてうれしくなります。



 もう頂上は無風で暖かくて、もうここにずっといたい気持ちなります。
 でもそういうわけには行かないので、少し休憩して下山です。

↓スキーデポ地点から。中央ピークの右側が雷電山(らしい)。



 ここからは、ピークを通らず、雪原を歩いて楽して帰ります。

 何枚か写真を載せます。

↓岩内岳からの雪原歩き。このあたり沼が多いので、踏み抜くのでは・・・とビビリまくり。



↓やっぱり連山すてき。右が羊蹄山。



↓前目国内あたりは結構楽しんで滑れました。ここまでは相当なトラバース大会でしたけどね。


 
↓スタート地点に向かう最後の疎林。



 道路(ヘアピンカーブ)には15時47分、そしてゲートには16時6分着。
 6時間58分ですから、ほほ7時間ですね。



 温泉にも入りたい気持ちでしたが、結構遅くなったのでやめます。

 今日もほんとに楽しい1日でした。

 
 GPSトラックです。







 ぴよしろう、この辺のなだらかな山容、やっぱり好きです。
 6月下旬頃、雪が融けたらまた来たいです。



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8 コメント

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うわ~! (ぴよしろう)
2010-05-22 16:44:22
見つけてくれたんですね!
うれしいです!!!
参考って・・・恥ずかしいです・・・。
でも、クロカンやってる同僚と話をすると、クロカン用スキーでテレマークのようにターンするってやっぱりすごいことだとわかりました。
達人ですね!
自分もスキーで歩くの好きなので、BC用の靴もいつか買って練習してみたいです。
では、また。
返信する
先日は (蘭越の夫婦)
2010-05-22 00:58:01
先日は短い時間でしたが、
すてきなブログに写真や動画で
登場させていただき
妻と二人で楽しく拝見させていただきました。
ぴよしろうさんの健脚と豊富な画像とトラックデータのブログに感心しております。
これからの山行の参考にさせていただきます。
返信する
おおっ!! (ぴよしろう)
2010-05-15 00:33:59
さかいださん!
先日はありがとうございました。
さかいださんが目国内の話をしてくれたのもあって、行っちゃいました。
浜益岳もよかったですよ。最後は晴れてくれたし。
日曜日、十勝連峰、ちょっと下見できたらなあと思ってます。
またご一緒しましょう!
ではまた。
返信する
ほんとに。 (ぴよしろう)
2010-05-15 00:29:20
すづきさん。
晴れてよかったです。
で、今回のご夫婦は特にいい感じでした。
でも・・・妻帯者から見ると、独身はとってもうらやましいですよ(笑)。
いつもありがとうございます!
返信する
はじめまして (ぴよしろう)
2010-05-15 00:19:16
龍大のオヤジさん、こんなのいつもみていただいてありがとうございます。
羊蹄山、いいですね。
羊蹄はしばらく行ってないので、今年是非いきたいなあと思ってます。
目国内もまわりのなだらかな山容がほんといい感じです。是非行ってくださいね。
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タフですね (さかいだ)
2010-05-14 21:57:13
目国内行きましたか 天気がよく何よりです 浜益岳は残念でしたね
連日とはタフですね。
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Unknown (すづき)
2010-05-14 21:02:04
浜益岳の翌日に 目国内岳~岩内岳とは
パワーありますね!
晴れて良かったですね。
山をご夫婦で登ってらっしゃる方を見かけると
羨ましくなります。
連山の写真素敵です
返信する
いつも拝見しております (龍大のオヤジ)
2010-05-14 19:09:41
目国内最高ですね ワタクシは本日羊蹄に行きましたが 相変わらずの雲の中 途中で迷い迷って降りて来ました。来シーズンは目国内行こうと思います。
ありがとうございました
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