< 12日 >
義母のお見舞いに、電車とバスを乗り継いで出かけた。乗り換えが多いので 片道2時間かかった。何よりバス便というのは曲者だ。
食べてはいけないとされているものを 頼まれてちょっとだけ秘かに差し入れた。
先生方には申し訳ないが、「 何より嬉しい。」と言われて嬉しかった。病院が遠くたってちっとも苦にならない。
お酒が大好きだった、実家の父が亡くなる前に 止められていたお酒( 養命酒なのだが )をちょこっとだけ飲んで
「 うまいの~ぅ。」と言ったのを思いだした。
病気であるひとが禁じられているものを ちょこっとだけ食べる事はそんなにもわるいことではないとワタシは思う。
万が一 あの世にお出かけ~ということになった時、
( あれが食べたかったなあ )とか
( あれをやっておけば良かったなあ )というような未練だけは残したくないと思う。
そしてそれは ただいまのワタシにも言えることだと思う。
( やりたいことを やるんだ!! )
だって 下手したら( うまくいけば?なのかも?知れないが・・・ )70歳 前後でおでかけ~ なのかも知れないのだから・・・。
< 13日 >
じっちゃんのお墓参りにでかけた。朝寝をしてしまって遅くなった。9時発。
お墓が近所にあって助かる。霊園が勝手に開発され始めた時は頭にきた( 景観をそこねる )が 今は ありがたいなあと思う。
時がたてば 色々なことに対する考え方が変化するものだと思う。
お盆なので フルーツも ドリンクも お花も おはぎも ちょっと奮発した。
お墓参りはなぜか好き。じっちゃんや ご先祖さまと 勝手におしゃべりするのが 大好き~。黄色い蝶が挨拶にきてくれた。
( うふッ )
先日 Aさまがお墓参りにいってくれていたので お墓のお掃除はとても楽ちんだった。
霊園には、いつもの月参りにはひとっこ一人いないのだけれど、今日はお盆なので流石に大勢のひとがお参りにきていた。
となりのお墓に、お骨が入った。亨年 65歳 女性の方だった。
この日、その女性のおそらく旦那さまトおぼしき人に初めてお会いした。
「 お線香がきちんと燃えませんね。」とか 「 コップがなくなりませんでしたか? 」とか 話かけられた。
「 コップは 以前から ずっと置いてますが なくなっていませんね~?いつだったか カラスにお供え物をとられたことがあるので、それ以来 全部かたずけてから帰るようにしてますけど・・・? 風が強い日がありますから ひょっとしたら壊れたのかも知れませんね~。」 などなど 他愛のない話をして ご挨拶をして立ち去る。
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帰宅後 録画しておいた 御巣鷹山の日航機ジャンボ機の墜落から30年の番組をみる。
( いのちってなんなんだろう? )と思う。
気学 などで考えると おかしてはならないとされる方位に動いた などということも考えられるのだろうけれど、そのような事を考えていたら どこにも行けなくなってしまうだろう。
生まれる前に自分の人生の大まかな青写真は描いてから生れ出る っていう話だしね。
生も死もない 世界って 一体どういう世界なんですかね?
・・・それから お墓で じっちゃんに「 お家にきてくださいね。お掃除しときますから・・」と言ったので お部屋のお掃除をした。