扇風機に別れをつげたころ、ホクミンの書棚にも別れをつげた。自宅とマイルーム二か所に分けて使っていたために、引き取り業者の方には 二か所に立ち寄っていただくという面倒な作業をお願いした。
30年以上たっても 堂々の姿にやはり民芸家具はすごい!と思う。できれば別れたくはなかったが、10年はあっという間にすぎる。子供たちに遺品整理をさせるのは出来るだけ避けたい。
ある日、Aさまが部屋の移動をしたのだ。家具は全部 ころころがついた簡単に組み立てられる品物。あれよあれよという間に お部屋の交換ができてわが目を疑ったのだ。
(すごい!)( チョーらくちん )
それからというもの、このホクミンさまだけは残したかったのだけれど、年をとって、腰が痛かったりしたら自力で動かせないだろう?と思い決断したのだ。ただ今は スチールの組み立て式のコロコロ付きの本棚に本たちは乗っている。いずれ それらをパソコンに取り込み。。。フリ~ダム
” 四角い部屋を サクサクお掃除するのが夢 ” う~~~ん がんばるわ~~!!
水戸からきてくれた業者さんは、2トントラックに一杯になった ホクミンたちと共に雨の中を帰って行った。ちょっと泣きそうだった。
( ありがとう! ホクミン 次のおうちで幸せになってね~ )