Tiny Happy Days

タイニー・ハッピー・デイズ。ささやかだけど幸せな日々。
そして日々を彩ってくれる音楽や文具などなど。

【文】 ca.ci.co.

2006-12-14 23:21:02 | 文具(情報・書籍)
どんどん横道にそれてます。インクまだ3瓶もあるのに…

郵便局に置いてあるフリーペーパー、ca.ci.co.の創刊号です。
ca.ci.co.と書いて、「かしこ」と読みます。

特集は、「ちゃんとした手紙を書けますか?」
あの木村綾乃さんのイラスト付で、手紙の基本的な約束事を解説していますが、誰でも知ってるようなことです。
その他にも、切手、年賀状、絵手紙、手紙関係の道具などの記事があり、手紙関係のグッズを扱う雑貨店の紹介もあります。

手紙と文房具はとても近しい間柄。
普段手紙を書かない人も(自分!)、楽しめると思います。

私はきょう入手しましたが、表紙に「October, 2006」とあり、少し前の発行のようですから、入手されるなら急いだほうが良いかも。

創刊号は文具好きも楽しめる手紙オンリーの誌面構成でした。
ca.ci.co.のウェブサイトには、「手紙に関するさまざまなテーマを取り上げながら、アンチエイジング世代女性の皆様の生き方を応援する情報を提供」とあります。

大きく出ましたね(笑)
そもそも「アンチエイジング世代女性」って妙な言葉じゃないですか。
あるサイトによると、25歳以上の女性はすべてアンチエイジング世代だそうな…。
つまりターゲットはずばり「大人の女性すべて」、広すぎだろそれじゃ!
有料老人ホームの広告が2件も掲載されていることと、アンチエイジングって何か関係があるんでしょうか。

第2号の特集は「ラブレター」だそうですが、入手できたら読んでみたいと思います。
どこにも発行日の情報がありませんが、クォータリーだとすれば来年1月くらいでしょうか。




【音】 Trapeze紙ジャケ

2006-12-13 23:22:20 | 音楽
「一人インク祭」はまだ折り返したばかりというのに、またまた横道に逸れます。

Deep Purpleで今も聴く気になるのは、黄金の第二期ではなくて、デヴィッド・カバーデール、グレン・ヒューズを新メンバーに迎えた通称第三期のアルバム群です。

第三期のビデオを見ると、プロ経験のあるグレンがアマチュア上がりのカバーデールをある種圧倒していたのがよくわかります。
そんなグレン・ヒューズがパープル以前に在籍していたトラピーズ(Trapeze)のアルバムが紙ジャケ化されたので買ってみました。

今回紙ジャケ化された3枚のアルバムのうち、なんといっても思い出があるのは、「You Are The Music…We’re Just The Band」というアルバム。

ものすごくかっこいいジャケットだと思いませんか?
ステージの後ろから撮った写真で、ライブの躍動感が伝わってきます。
ちなみに、左端の真っ赤なジャケットに、白のロンドンブーツ姿がグレンです。

どう見てもライブアルバムでしょう、これは。
このアルバムを見つけたのは、大阪のBig Pinkという中古レコード店(今でもあるのかな)。
ジャケットから勝手に判断して、トラピーズのライブが聴けるものと、うきうきしながら家に帰ったことを今でもはっきり思い出します。

残念ながらライブではなくてスタジオ録音でしたが、グレンがパープルに持ち込んだ音楽がここにはあります。
リッチー・ブラックモアは、グレンのソウル・ファンク志向があまり好きではなかったという話もありますが、第三期のパープルがお好きな方にはお勧めです。

【文】 Anonymous Design

2006-12-12 23:52:19 | 文具(その他)
やまかつさんのエントリーを拝見して、つい「どこにでもあったような(気がする)商品ですが、…」などとコメントしてしまいましたが、なんと我家にありました。
そりゃ記憶に残ってるはずだよなあ。

そっくり、というか同じデザインということで良さそうです。
六角形をモチーフにしたデザインは確かに完成度が高いです。
これ以上、何かデザインする必要ある?という感じ。

やまかつさんのと違うのは、側面下の刻印が、"Futaba"ではなく"Green Club"という、考えようによっては何の意味も無いようなものであるということです。

色は写真よりももっと濃い緑です。
やまかつさんがおっしゃるように、もっといい素材を使ったらまた印象も変わるでしょうね。
個人的には、木目のはっきり出るプライウッドとか、石とかだったら欲しいかも。

立ち読みしたどこかの雑誌で、デザイナーははっきりしないけど完成度が高いデザインを匿名デザイン(Anonymous Design)として紹介していたので、そんなタイトルにしてみました。

◎ 12102006 無名デザイナーの力作(さんてんり~だBlog/やまかつさん)


【文】 OMAS グレー

2006-12-11 23:48:59 | 文具(万年筆・インク)
ワールドフォトプレスの「万年筆が欲しくなる本」出ましたね。
ただ、近所の本屋には表紙の折れたものが1冊しかなかったので、きょうは見送りました。
今のところ買う気です。

さて、ボトルインク五瓶目は、イタリアはOMASのグレーインクです。
オマスでおます…などと定番の駄洒落を軽くかませつつ、紹介していきましょう。

さすがに、値が張るインクだけあって、パッケージの中に緩衝材が敷かれていて、ボトルがぐらぐらしないようになっています。
OMASといえば、多角形の軸を持つペンを思い浮かべますが、インクボトルもきちんと多角形(八角形)。彫刻的なとてもきれいなボトルです。

オマス・グレーの色合いは、下の写真のとおりです。
少し茶というか青みが入っているのでしょうか、お気に入りのセーラーのグレー・インクと比べると暖かみのある色合いです。
セーラーに比べると白っぽさが目立ちますが、エルバンのGrisnuageよりも濃く、実用上問題ないと思います。

写真では違いがわかりにくいですね。
ガラスペンだとインクの量の違いで色合いがうまく出ないことが多いです。
用紙はモールスキンですが、微妙なイエローが出てないです。やっぱりスキャンしないとだめかな。



【文】American Taste 増殖

2006-12-10 23:45:59 | 文具(ペン)
インク話はまだまだ続きますが、ここで閑話休題。
アメリカン・テイスト増殖しております。

最初に買ったのが写真左の2本ですが、その後4本増え、計6本になりました。

だいぶ前の話ではありますが、たまに行く大型スーパーの文具売場にアメリカン・テイストがごっそりありました。
それを思い出して先週行ってみましたが、什器ごと無くなっていました。

もう無理かなと思っていたところ、まったく期待しないで入った文具店で見つけることが出来ました。
意外なことにまだ「インティマ似」も最初に買った赤以外はすべて残っていて、オレンジとグレーを購入。

「インティマ似」もいいですが、写真右から4番目のオーソドックスな形のものがお気に入りです。
芯は軸の真ん中辺りを捻って出し入れするタイプです。
数日前から使い始めたロディアの12番と組み合わせて使ってます。もう少し太字が好みですが、しばらくこの組み合わせを試してみます。


【文】Private Reserve バーガンディミスト

2006-12-09 21:35:20 | 文具(万年筆・インク)
四瓶目は、はじめてのプライベートリザーブ・インクです。

最近、モンブランのボルドーをよく使うようになりました。
レシーフ・クリスタルに入れていたときは、透明軸のせいか、すぐに変色して茶色っぽくなってしまったので、しばらくお蔵入りになったんですが、ペリカーノの赤に入れてからは変色もなくなり、とてもきれいな渋めのワイン色を楽しんでます。

というわけで、同系色のバーガンディミストが気になっていました。
モンブランのボルドー、そして最近あまり出番のないDr.ヤンセンのピョートル大帝と比べてみましたが、いかがでしょうか。

色の方向は非常に似ています。「赤」でも「茶」でもない微妙な色合い。
バーガンディミストの方がボルドーよりも濃く、赤みが強い感じ。ボルドーよりも華やかな感じです。
やや渋めなモンブラン・ボルドーのほうが現時点では好みですが、バーガンディミストもぜひ常用したいと思います。


【文】Pilot ブルー 70ml

2006-12-08 22:43:56 | 文具(万年筆・インク)
三瓶目は、パイロットのブルーインクです。
ちなみに、パイロットでは「インク」ではなく「インキ」と表示していますね。

パイロットのボトルインクには、30ml、70ml、そして清涼飲料水のような350mlの3種類がありますが、今回は、ボトルにちょっとした仕掛けのある70mlにしてみました。



ボトルの裏側に説明書が貼ってありますが、要はインクが少なくなっても、中央に仕掛けられた容器に残りのインクを貯めることができるという仕掛けです。
これによって残り少なくなったインクも吸い上げ易いということなんでしょう。なかなかいいアイデアですね。

さて、肝心のインクの色合いですが、LAMYのブルーのような紫方向ではありません。かといって、Pelikanのブルーのような明るさもありません。
素直なブルーですが、暗く、くすんでいて、正直「ワー使いたい」という感じの色じゃないです。70mlもあるのに…




【文】Sailor ブルーブラック

2006-12-07 23:18:23 | 文具(万年筆・インク)

ブルーブラックをもう一瓶。
二瓶目は、セーラー・ジェントルインクのブルーブラックです。

黒いですね~、これは。
黒っぽいブルーブラックが好みとはいえ、これはほとんどブラックにしか見えません。
ほんの少し青みのあるブラック、というところでしょうか。

写真ではわかりにくいですが、黒いといわれるペリカンのBBと比べてもセーラーBBの完勝(?)です。
あまりにも黒いので、ボトルのラベルを見直しちゃいましたもん。
ウォーターマンとかドクターヤンセンのナポレオンなどとは比べ物にならないというか、色の方向性が全く違います。

わかりやすく表現すると、ルーブラックという感じです。

ちなみに、ウォーターマンはブルーブラック、ペリカンはブルーブラックかな・・・

セーラーのボトルは見た目は好きなんですが、浅めなのでインクを入れるときペン先がボトルの底にぶつかりやすいのが玉に瑕です。
なんか工夫しないといけませんね。


【文】 Waterman ブルーブラック

2006-12-06 23:34:05 | 文具(万年筆・インク)
突然ですが、きょうから「一人インク祭り」です。

7ボトル購入したので、7日間ぶっ続けの予定です。覚悟召されよ!
ちなみに、7ボトルのうち5ボトルは、楽天の某店で実施していた3割引セールで購入。
たぶん、せんべえさんがプライベートリザーブ・インクをまとめ買いされた店と一緒だと思います。

さて、一瓶目(某掲示板みたい…)は、ウォーターマンのブルーブラック(BB)です。
そう、金ペン堂のおやっさんのお勧めでありながら、スルーしちゃったインクです。
そうまで言うならと一瓶買ってみました。

やっぱり青いですね~。愛用中のペリカンのBBと並べて見るとその差は歴然です。

このインクについては、das NotizbuchのKetzerさんから「乾くと緑色に発色する」という興味深いコメントをいただきました。
さらに、その画像まで送っていただきました。ご本人の了解をいただきましたので、その画像を載せておきます。
下左の写真は、1年以上前にモールスキンに書いたもので、右の写真は、1年3ヶ月前くらいに別の紙に残されたサンプルだそうです。

う~ん、これは驚きました。確かに緑色になってますね(特に左)。
今モールスキンに書いてみましたが、青々としていて、1年後にこんな色になるとは想像もできません。
雑誌などについているインクサンプルはおそらく乾いた直後の色なんでしょうね。
BBは、化学の作用で乾いたら黒っぽくなる、と聞いた記憶があるんですが、ここまで変わるとは。

Ketzerさん、貴重な画像ありがとうございました。
しかし、画像の下に入っているロゴかっこいいですね~。

青っぽいBBと黒っぽいBB。ウォーターマンは、青っぽいBBの最右翼ですね。
黒っぽいBBが好きなんですが、色の変化もまた楽しということで、ペリカーノに入れてモールスキンダイアリーに使い始めました。
ペリカンBBとの色の対比がなかなか面白いです。しかしこれが緑色に変色するとは…



【文】 ペリカンのEFニブ

2006-12-05 00:06:51 | 文具(万年筆・インク)
金ペン堂で購入したペリカン400のホワイトトートイス。
少し華やか過ぎるかもしれませんが、とてもきれいで気に入ってます。

それにしても、ペリカンのEFニブって太いですね。
同じモンブランのブラックを入れたパイロットのキャップレスのFニブと比べてみました(用紙はロディア)。
上がペリカンですが、ペリカンのほうが明らかに太いです。



もともと太目という情報は得ていたものの、ほぼ日の4㎜方眼では少し厳しいです。
フローの悪いインクに変えたら多少細くなる?との淡い期待から、ペリカンのブルーブラックに入れ替えました。
しかし、実際にほぼ日に書いてみたところ、下の写真のとおり変わりませんでした。
フローの悪いインク→書ける字は細くなる、という認識は間違いだったかもしれません。

しかし、初志貫徹!
4㎜方眼をはみ出しつつ、ほぼ日とペリカン400、使い始めました。