最終章だけど、、、

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モチノキ

2021-04-17 06:22:16 | 日記
おはようございます♫

5時過ぎには、東に面する窓の遮光カーテン越しに、空が白じむのを認めることができます。

テレビでは、時まさに、日米首脳共同記者会見が放映されてもう30分になっています。バイデン大統領の最初の挨拶に、太陽が笑顔を見せて私が迎える最初の総理を歓迎しています、という言葉がありました。
菅首相が、どれくらい丁々発止に記者団からの質問に答えられるか、身内のように、心配しながら記者会見の進捗状況を見守っています。今、ようやく会見の第一段階が終わりました。私も(私が案じてどうなるものでもないですが)ホッとしました(笑)

先日、やっと早春から春へと掛物を掛け替える作業に、家人を動員しました折、真夜中であったのにもかかわらず、家人に庭に連れ出されました。懐中電灯持参の用意周到ぶりでした(笑)
私に見せたかったのは、モチノキの白い小さい花の開花でした。
とても大樹ですので、3メートルくらいまでは、幹しか見られず、葉っぱ、まして花までは、おめもじ叶いませんでした。今年は新芽が私の背の届くところにも出ていて見ることができたのです。

こんな可憐な小さい花をつけるなんて、全く知らない世界です。
全体はもっと威圧的に見えます(笑)


モチノキは庭木として植えられる三樹木の一つだそうです。わが家もモチノキを圧倒させる黒松がありますが、これも三樹木の一つでしょう。あともうひとつは何なのでしょうか。
陋屋は、明治七年築の今にも倒れそうな朽ちかけたこじんまりした寓居です。家人の五代前の先祖が侘びさびの世界が好きだった翁らしく、庭づくりもとび石と石灯篭がシンプルに置かれ、大樹が数本、あとは余白を楽しむ・・・方針だったのが、庭師の手入れがいつの時代にも徹底できたわけではないので、たとえば、露月という白椿の種がとんで、そこからまた新しい露月の木が育ち、どんどん庭を狭く暗くしてしまいました。
現在は、とにかくこれ以上何も増やさないように、思い切って剪定を欠かさずしてもらっています。

初めて出会ったモチノキの花がまるで妖精のように可憐で、気持ちがまあるくなり、そのあと自宅に帰った後、自宅の方の床の間の掛物を牡丹にしたり、そうです、端午の節句の兜を出したり、、、の作業を家人に頼む威圧を忘れてしまっていました。

四月も半ばになりますから、すぐにも五月の節句のしつらえが必要です。何とかこの週末に終えられたら・・・と思いつつ。
穏やかな気持ちの明るい週末になりますように。
空模様は、全国的に雨が相当降るようですが、砂塵が少しは落ち着きますかとも思われます。

*****今朝の首相の会見を聞いて、中国がどんなにむきになって反発するか、ちょっと怖いような、、、私が枝葉末節なことを憂えてもどうなるものでもないですが。

緊急事態宣言も時間の問題らしい疫病の再拡大のこと、それにもかかわらず、準備を進めているらしいオリンピックのこと、前途がクリアになりません。
ただただ不要不急の外出を避けて、体調管理につとめること、それしかない1年たっても変わらぬ日々が当分続きそうです。

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