最終章だけど、、、

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胸がいっぱいになりました。

2021-09-14 08:24:52 | 日記
おはようございます。
先週の終わりごろ、皮膚科に参りました。ご覧のように大袈裟にも4種のお薬が投薬されました。


先週半ばでしたかに、庭で急ぎ、草や花を摘んだ時、それでも無防備ではなく、虫よけスプレーを全身に噴射して、足元は長靴、両手足は長袖で、十分留意したはずです。

しかし、
首とそれに続く顔には噴射できなかった。。。せめて帽子の下にタオルで顔を覆うべきでした。

首に刺された数か所は痒いのではなく痛いのです。
それと腫れが半端じゃなくて、、
いつもなら4週ごとに行っているヘアーサロンにも行く勇気が出ません。
このサロンでは顔そりもしてくれるので、それがとてもしてもらえそうにない。

で、皮膚科へ、と走ったのでした。
高校時代の化学部で一緒だったのがここのドクター。
胸の入り口も症状があったのですが、それは割愛、見せないで説明のみ。

私が行ったとき、30人以上の患者さんが待っていました。玄関の外のポーチで待つ人もありました。

携帯の電池がすぐ減る状態なのが気になって携帯でヤフーニュースとか愛読ブログを覗くのも遠慮。ぼんやり、待っている人たちのウオッチングをします。
とりわけ、私の目をひいたのが、子連れのおかあさんたち二組でした。

狭い椅子の背中側に、お兄ちゃん(と思われる)が後ろから前におかあさんの背中にしなだれかかって立っている、前のひざには、おかあさんの顔が見えるように抱っこされて弟くんが座っている。
二人連呼しているのが
「ママははる(偽名)くんのママ!!!」と
「ママはふゆ(同上)くんのママ!!!」のコールです。
間のおかあさんは、こどもたちがこれ以上騒がないように、気兼ねをしながら、どちらにも応えています。
膝の小さい方より、後ろの大きい方がちょっとぐずぐずてご機嫌が悪そう。
おかあさんと目が合った私は、(これでもけっこう子供にはなつかれるほうなので)
「いい子ちゃんたちね、こんにちは。ぼくは、おいくつ?」と大きい方に聞いたら間髪いれずに「7歳でーす」と元気なお返事。
そして次に「ぼくちゃんは?」と小さい方に聞くと、二人そろって
「二歳でーす」とさらにバージョンアップのお返事が。
そうかあ、この7歳の子、聞き分けなくおかあさんの背中からママひとりじめコールだけど、5歳年下でもやっぱりまだまだママ一番なんだな、と妙に納得。
二歳ぼうやに、絵本を読ませるママの制止もものともせずに、邪魔する邪魔する・・・
おかあさんも切れずに、対応が面白い。
こんなに愛されるママ、いじらしいほど周囲にも気兼ねしながら7歳ぼうやにも優しい。

そのうち、この親子が呼ばれて実は、外のポーチにもうひとり、すっきり背丈も高いお兄ちゃんも待っていた。9歳だそうです。

そっかあ、ほんの2年前までこの7歳くんは末っ子ぼうやでママの愛を独り占めしていたのね、それが2年前から真ん中のおにいちゃんになって、、、
大きくなってるのに恥ずかしい、と言われながらママにはぴたりとくっついていたいのね、と頷きました。それにしてもおかあさん、暑さにもめげず、一人で三男児を受診に連れてくるとは、母親の慈愛をあらためて感じさせてもらいました。

もう一組は間違いなく2人兄弟。一人は2歳。ひとりは(多分)0歳。
赤ちゃんがおっぱい飲んでいると、お兄ちゃんが「僕にも」「次は僕のおっぱい」と切ない目をおかあさんにむける。
おかあさん、「赤ちゃんにおっぱいあげたらからっぽになってるの。お兄ちゃんは今は触るだけにしてね」とお兄ちゃんの手を自分の胸元に導いておられた。

お兄ちゃん、納得して、弟のだっこひもの上からママになだれかかり、そのうち寝息が聞こえてきたというわけです。

そんな光景がどんなに私の胸に迫るものがあったことか!
男の子三人を育てるおかあさんも、もしかしてその予備軍のおかあさんも、本当にえらいです!
現役おかあさん業は卒業した私のほうが、たくましく愛情深い今日のおかあさんたちから、元気をもらいました。
がんばれ、おかあさん。憶良のうたを一瞬思い出しました。

しろがねも こがねもたまも なにせむに ・・・

調べて載せればいいのですが、今から急ぎ、件のヘアーサロンへ参ります。
日曜日に家人が同じサロンに行ったところ、マスターをはじめ、スタッフが次々と「オクサン、お元気ですか?心配なんです」と言われたそうです。
ちょっと間が空いたから、だけではなくて、別の理由もあるんです。

とりあえず、帰ってきてからまた。


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