昨日のお客様と美容液についてお話していたのですが、
「美容液は分子が小さく浸透しやすいものがベストです。」とお伝えすると。
「○○(有名エステ)に勤めていた知り合いの人が、
”美容液は浸透力があるものでないと意味がない”って言ってて、何が浸透しやすいのか分からなかったの」
と言われていました。
お化粧水はメインの役割としては水分補給ですが、
近年は保水・保湿に加えて美白など美容液的な働きを含めたものも増えています。
(もちろんおおよその成分は水分なので美容液の代わりになるとはいいがたいです。)
その後につける保湿ジェルや乳液やクリームは、与えた化粧水の水分が肌から蒸発しないようにフタをする役割と、
元々肌が持っている水分を蒸発させないため。
また油分や栄養分などを肌に与えて、乾燥を防いだり栄養補給をさせます。
大雑把に書くとそんな感じです。
で、美容液とは。
美白や、保湿、肌のハリなどに特化した栄養剤みたいなものです。
ものにもよりますが、エステで多く扱われている化粧品はナノレベルとかピコレベルと言われる
”低分子の有効成分”が含まれたもので(最近ではヒアルロン酸やコラーゲンも低分子化されています)、
浸透力が高く細胞に働きかけやすいです。
なのでナノやピコレベルのキャリア分子の美容液は私は『洗顔後に一番につける事』を勧めています。
美容液を「ジューン♪」と一番に染み込ませてあげてほしいのです。
美白美容液もシミの箇所だけでも先にヌリヌリして頂いてから化粧水にうつって頂く方が良いかと。
洗顔後は、乾燥肌の方は特に細胞が水分を欲してはいるかと思いますが、その隙間に塗り込んでください。
そして、お化粧水はたっぷりと♪
よくご相談があるのは化粧水と美容液のラインナップが別物の場合。
そんな風に使う順が解らない、なども遠慮なく聞いて下さいね~
※今回は美容液について書きましたが、ビタミンC誘導体は(リン酸アスコルビルMgなど)配合の濃度が高いと敏感肌にはチクチク感じたりすることがあります。
しばらく使ってみてチクチク感やかゆみなど刺激を感じる場合は合ってないと思われますのでご注意ください。
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