今回の便秘ねたシリーズで、書き忘れがあったので追記。
『便秘の方は水分を摂るように』という事と、
『食べる量が少なくて便秘になるタイプ』と書いた時のもの。
便は食べたものからだけで成り立っていない、ので念のために。
22年前にエステ業界に入ってすぐ、便の成り立ちを学んだ時、
それまで便は食べたもののカスだけで出来ていると思っていたので、とても驚いたのを覚えています。
便の内訳は水分(※)がメイン、そして水分以外の残りを100とすると…
食べもののカスはそのうち約3割で、腸壁が約3割、腸の細菌が約3割と習い。
「食べカスって3割なの!?
腸壁!?腸の細菌!?何それ!」
と教室内がザワザワしたのを覚えています。
そう考えると、『食べる量が少なくて便秘』な場合
単に食べる量を増やすだけではさほど便全体の量は増えないのでは?と思えますが。
食べ物のカスは腸内細菌のエサにもなるので、食べる量が増えると便の量は増えるわけです。
もちろん食べる量を増やすというところで、食物繊維を多く含む、野菜や海草・こんにゃくを食べるようにすると便のかさが増すだけでなく、
水溶性食物繊維は善玉菌のエサになりやすいのでどちらにしても良いですね。
不溶性食物繊維も腸内の有害物質を排出してくれるので、悪玉菌が減ることとなり良いですし。
なお、肉のタンパク質や脂質は腸内で悪玉菌を増やすことになるそうなので、過剰には摂らないように…
もし焼肉などでたくさん食べるのなら、キムチやカクテキを一緒に食べたり、サンチュで巻いたり、生のキャベツがおつまみで出たりしますし
そういった発酵食品や野菜、生野菜(酵素を多く含むので)を一緒に摂ることをオススメします。
便秘だから…と、ベジタリアンになる必要はなくて、適量なら動物性タンパク質も摂ると良いと私は思います。
(過剰摂取はNG)
ということで、便の割合について書きましたが ※ 印の"便の水分量"は60~80%が標準とされています。
それ以下だとカチカチうん○。
それ以上だと軟便、90%以上だと下痢。
下痢も腸内の菌のバランスが良くない状態です。
ということで便秘の方にとっては便の水分量は大切なので、カフェインの少ない水分を多めに摂るようにすることが大切。
コーヒーや濃い緑茶はカフェインが多く、利尿作用により尿で多く出るので便の水分が少なくなる傾向が。
それから、食物繊維でのカサ増しも大切。
という話でした。
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