今日のバラ♪『ラ フランス』
とても良い香りがしたのを覚えています。
(先日間違えて下書きの記事をアップしていて、そこへラフランスではないバラの写真まで間違えて載せてしまい…ダブルで間違えてました。訂正しておきます(*_*))
さて先日のお客様が「この季節になると指先が乾燥してくるわ、お湯を使うからかな？…でも、手袋をして洗い物をしてても乾燥するのよ。お湯だけの問題じゃないってこと？」と言われたので、
お湯を使う機会も増えるからではありますが、「寒さで血行不良となって指先まで血液が届きにくくなるからというのが大きな原因ですね～」とお伝えしました。
最近ではゴースト血管といって低血圧すぎて指先まで血液が届きにくい状態が長く続いたり、運動不足の場合に指先の血管まで血が巡らず、それが長く続くと指先の毛細血管が消えていくとも聞きますので軽い運動はやはり必要ですよね。
だからといって、指先がカサカサになる方が全てゴースト血管という訳ではありません。
単に冬だけ血行不良でさかむけが出来たり、かかとがガサガサになったり、足先がしもやけになったりします。
当サロンでアロマリンパボディ全身やローズリンパボディなど全身コースをご利用の場合は、腕のマッサージの際に指先をマッサージさせてもらっていますが、それも末端まで血液が届くように刺激しているのです。
ご自宅では指先もみをしたり、毎日お風呂に浸かって体の末端まで血を巡らせてくださいね。
それで。
指先でしたらカサカサになりますが、かかとの場合は固くなる事も多いです。
秋に入りかける頃からお風呂上がりにかかとにクリームを塗り始めると固くなりにくいですが、一旦固くなってしまったものは普通のクリームだけでは元に戻りにくいです。
また昨日のお客様も魚の目らしきタコのような固いものが足の裏に出来ていたので、800円程度で売っているチューブ入りの尿素20％のクリーム(CMでよく見るタコ専用のもの)をオススメしました。
心斎橋サロンの頃はカカトの角質を削るケアも行っていましたが、たまにカカトのケアをサロンで行ってもその後毎日お風呂上がりにカカトにクリームを塗ってもらわないと元に戻るので…
今はそういった便利なクリームがあるので、毎日ご自宅で塗ってもらうことで少しずつキレイになるならその方が良いかと。
尿素の20％クリームはしばらくの期間毎日塗り続けることで、体を洗う際に少しずつ余分な角質(ガサガサの部分)が剥がれ落ちていきます。
そして最後には固くなり元の肌に戻ります。
私もドラッグストアでチューブ入りの尿素20％クリーム(第3類医薬品)を買って、正座ダコのようなものを柔らかくして少しずつ元に戻した事があります。
ほんのわずかな量を一週間ほど塗り続けたらキレイになりました。
タコが分厚ければもっと期間はかかるかと思います。
しかし濃い尿素には【注意事項】があります。
その時に薬剤師に聞いたのか、別件で皮膚科へ行った時に医師に聞いたかは忘れましたが『尿素は成分の一つではあるけれど薬に近い働きをするので多用しない事』と。
また、広い面積に長期間は使い続けないようにと。
尿素には二つの働きがあり、一つは天然保湿因子(ＮMF)としての働き。
元々体内にある保湿成分NMFと同じものなので安全です。
ただNMF自体の働きは水分を集めるという働きと、水分を保持するという働きがあります。
なので20％という濃度の高いものを脚全体など広い面積で毎日使用してしまうと、体内で必要な水分がNMF(皮膚表面)に集められるため喉が乾きやすくなる可能性があるとのこと。
脱水に近い症状が出る可能性もあると。
まぁ通常そのような広い面積に使用する場合は、尿素の濃度が○％などと記載されていない低い濃度の伸びの良いボディミルクのようなものを使用すると思うのですが…
念のため書いておきました。
尿素はもう一つ、余分な角質を剥がれ落ちやすくする働きもあります。
(上記のように肌表面に水分を集める事により肌が柔らかくなることで更に剥離しやすくするというのもあると思います)
なので絶対に顔には使わないでください！！
大切な皮膚が剥がれてバリア機能が低下し、肌荒れの原因になりますので。
長くなりますが、乾燥ついでにもう一つ。
肌の乾燥を防ぐだけでなく風邪を引きにくくするためにも室内は加湿器やペーパー加湿器などを使用するか、以前も書いていますが塗れタオルを干して湿度を上げてくださいね。
当サロンもお客様が来られる前には加湿を行っています。
お肌の為にというのはもちろんありますが自分もお客様にもドライアイの方が多いということや、呼吸器の弱い方がいらっしゃいますので。
また、皆さんが風邪をひかれないためにもです。
それでは良い週末を(^-^)
・TEL 072-253-8575
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