昨日に引き続き「食養生」シリーズです。
早速どうぞ。
秋も深まると朝晩の冷え込みや空気の乾燥が進むので「培養潤肺」=肺を潤すことが大切と前回お伝えしました。
その「肺」は大腸や皮膚とも関連があり、肌荒れや便秘などのトラブルを招くと考えられています。
この季節は食物繊維を多く含む根菜類が旬で、特に体の余分な熱を取り
肌や大腸の渇きを癒すゴボウやレンコンを摂るのがオススメです。
中国で古くから薬草とされてきたゴボウは体内の余分な熱を取るため、熱をもった腫れ物や吹き出物(ニキビなど)を改善、
咳や乾燥肌、喉の渇きによる便秘も改善します。
元気ややる気を補って気の巡りをよくする働きもあります。
また漢方ではゴボウの種を「牛蒡子(ゴボウシ)」として風邪の症状や冷え性等で用いられています。
レンコンは五臓でいう消化吸収を管理する「脾」を高め、相乗効果で「肺」を養う働きがあります。
血の巡りを良くするので、のぼせや貧血、鼻血、女性の不正出血にも有効です。
漢方ではレンコンの葉を「荷葉(かよう)」といい、お茶として飲むことで消化機能を高め血液循環を活発にします。
元々色白で皮膚が薄い方は「肺」の機能が弱く、風邪やアレルギー、肌のトラブルを起こしやすいと言われているのでゴボウとレンコンは理想的な組み合わせです。
ということで、ゴボウとレンコンのきんぴらがオススメみたいで。
空咳や乾燥肌、喉の渇きによって起こる便秘にはクコの実や松の実をトッピングすると良いでしょう。
だそうです。
ご参考までに。
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