イギリスの宗教と言えばイングランド国教会。
この教会は16世紀に成立したのですが、それは当時吹き荒れた宗教改革ではなく、王様の個人的な理由によるもの。
時の王はヘンリー8世。歴代屈指のインテリとして知られてますが、女性関係もこれまた屈指でした。ヘンリーくん、王妃キャサリンの侍女であったアン・ブーリンと恋仲となり、王妃と離婚しアンとの再婚を目論見ます。けれどもローマ・カトリック教会は離婚を認めていません。そこでそもそもの「キャサリン王妃との結婚は無効である」との見解を勝ち得ようとするのですが、神聖ローマ帝国カール5世(キャサリンの甥)の反対から認められません。怒ったヘンリーくんは「それならローマ・カトリック教会とは縁切りよ!」と叫び、これがイングランド国教会が分離成立する原型となったのです。
さて、ヘンリーくん アンとの間に娘しか出来ず、次第に熱が冷めてきます。そして今度はアンの侍女に手をだすことに・・。寵愛を失ったアンは捨てられロンドン塔で斬首されるのです。このアンが生んだ娘が後のエリザベス1世に。
こういういきさつで成立した国教会、決してプロテスタントではないのですが、ローマとの距離を保ちながらも自己改革を続け現在の姿になっていった訳です。そしてこのイングランド国教会、イギリス帝国の膨張とともにアングリカン・チャーチ(聖公会)として海外にも勢力を広げ、今や本国よりも海外の信者数が上回る状況になっています。ここ日本でも聖公会はがんばってます。調べてみると系列には、立教大学、桃山学院大学、プール学院、神戸松蔭、神戸国際大、香蘭女学校、聖路加国際病院等々の名が・・。
あれ?娘が通っている近所の幼稚園も聖公会系でした。知らなかった・・・・・。イングランド国教会恐るべし。いつの間にか私の家族を浸食し始めてるとは。
娘が教えてくれました。
今月の聖書の言葉は「主はわれわれをつくられた」 だそうです。
この教会は16世紀に成立したのですが、それは当時吹き荒れた宗教改革ではなく、王様の個人的な理由によるもの。
時の王はヘンリー8世。歴代屈指のインテリとして知られてますが、女性関係もこれまた屈指でした。ヘンリーくん、王妃キャサリンの侍女であったアン・ブーリンと恋仲となり、王妃と離婚しアンとの再婚を目論見ます。けれどもローマ・カトリック教会は離婚を認めていません。そこでそもそもの「キャサリン王妃との結婚は無効である」との見解を勝ち得ようとするのですが、神聖ローマ帝国カール5世(キャサリンの甥)の反対から認められません。怒ったヘンリーくんは「それならローマ・カトリック教会とは縁切りよ!」と叫び、これがイングランド国教会が分離成立する原型となったのです。
さて、ヘンリーくん アンとの間に娘しか出来ず、次第に熱が冷めてきます。そして今度はアンの侍女に手をだすことに・・。寵愛を失ったアンは捨てられロンドン塔で斬首されるのです。このアンが生んだ娘が後のエリザベス1世に。
こういういきさつで成立した国教会、決してプロテスタントではないのですが、ローマとの距離を保ちながらも自己改革を続け現在の姿になっていった訳です。そしてこのイングランド国教会、イギリス帝国の膨張とともにアングリカン・チャーチ(聖公会)として海外にも勢力を広げ、今や本国よりも海外の信者数が上回る状況になっています。ここ日本でも聖公会はがんばってます。調べてみると系列には、立教大学、桃山学院大学、プール学院、神戸松蔭、神戸国際大、香蘭女学校、聖路加国際病院等々の名が・・。
あれ?娘が通っている近所の幼稚園も聖公会系でした。知らなかった・・・・・。イングランド国教会恐るべし。いつの間にか私の家族を浸食し始めてるとは。
娘が教えてくれました。
今月の聖書の言葉は「主はわれわれをつくられた」 だそうです。