マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

埋蔵金話で盛り上がっているようですが・・・。

2007-12-08 23:08:58 | ニュース
永田町で「埋蔵金探し」過熱 複雑怪奇、28特別会計積立金
12月8日20時56分配信 産経新聞ーYahooニュース

埋蔵金と聞いて、へぇ~どこかに隠し金庫でも・・・と思ったのは私だけではないと思います。
次から次へと知らない話が出てくる最近の政界です。
まだまだいろんな話が出てきそうですね。
そういう話を聞くにつけ、政治家ってほんとに必要なことや大事なことわかってるのかなぁ?と思ってしまいます。
石原都知事が、法人2税の問題で、「国は自分自身は行財政改革を満足に進めていませんな。国の公務員の数が減ったとは聞かないし、今も特殊法人に問題がありすぎるから削ろうと思っても、渡辺(喜美)行革担当大臣が悪戦苦闘している。」とめずらしく(?)なるほどと思えることを言っていました。
東国原知事は、自らの給料をカットして頑張っているのに、政治家が自分の給料を減らそうともしないで、生活保護費のカットだ医療費の自己負担増だといっても、どうなんでしょうね。
そこへ埋蔵金だなんて、何なのだろう?!


自治会の役員会でした!

2007-12-08 22:40:06 | 日記
テニスの忘年会に行くはずだったのに、自治会の役員会があってがっかり!・・・と思っていたのですが、そうでもなかったと言えるでしょうか。
話題は全然たいしたことではありませんでした。
田舎なので、町内に昔からの墓地があるらしいのです。
うちは町内でも昔からの村でなく、後からできた住宅地なので、全然知らないのですが、そこの土地がどうとか・・・という話題がありました。
自治会長さんが話の締めくくりに、「まぁボチボチ片付けることにします。」とおっしゃって、私の周りの半分くらいの人で大笑いしました。
言った張本人は何も気がついていないようでしたが・・・。
(わかりました?墓地の話をボチボチ片付けるって)
話題は他にもありましたが。
・・・で、思ったほど悪くなかったというのは、自治会役員報酬というのがあって、今日それが支給されたのでした。
本来は年度末なのでしょうが、習慣的に12月に支給されているらしいのです。
金額は・・・内緒ですが、隣保当番にしては他のところよりいいらしいのです。
とは言え、これから年末年始にかけて、神社関係の行事も多く、まだまだ大変は大変なのですが・・・。

ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ

2007-12-08 14:36:27 | コンサート
今日は久しぶりに音楽ネタです。
ウインド・パステルの第7回ファミリー・コンサートまで2週間あまりと近づいてきました。
エレクトーンでオーケストラをし、それをバックに協奏曲を弾く・・・というのを毎回やっているのですが、モーツァルト、ショパン、ベートーヴェンなら1番、位しか1台のエレクトーンで代用することは無理なのです。
過去には2台使ってリストやラフマニノフ、グリーグのコンチェルトをしたこともありますが・・・。
今回は準備期間も短く、エレクトーンは一人だし、とても好きなのでショパンのこの曲をすることにしました。

ショパンはピアノの詩人と言われて、ピアノ曲は非常にいいのですが、オーケストレーションは苦手だったようで、あまりいい評価をもらっていません。
歴史に名を残す有名な作曲家が数多くオーケストラの作品を残しているのとは対照的に、ショパンは非常に少ないのです。
ピアノ以外では、室内楽曲が数曲、それにオーケストラ付のピアノ曲が2曲の協奏曲を含めて6曲あります。
その6曲の最後となるのが今回のこの曲なのです。
ですから、オーケストラ付の曲は若い頃に作曲した作品ばかりで、このあとショパンは自分にはピアノ曲が一番ふさわしい・・・と、他のジャンルは作曲しなくなったようなのです。

このアンダンテ~の曲は、華麗なる大ポロネーズの部分が1831年に先に作曲され、あとでアンダンテ~部分が付け加えられて演奏されるようになりました。
はじめのアンダンテ~の部分は非常に美しくうっとりするようなメロディで、正に癒しにふさわしいと思います。
ポロネーズの部分も非常に華麗で、コンチェルトのような華やかさがあります。
オーケストラが何と言っても付け足しのように感じられるため、現在ではオーケストラの部分もピアノで弾いてしまう独奏曲として演奏されることの方が多いのですが、私はオケ付のほうが、音色や音の広がり奥行きなどを考えると、圧倒的にいいと思うのです。
特にポロネーズの冒頭に鳴るホルンの音はいいですよ!
世の中の傾向を反映してCDもオケ付を捜すのが難しいので、現在手に入りそうなのはショパン:ピアノとオーケストラのための作品全集です。
クラウディオ・アラウのピアノで、私も別の分を持っていますが、非常に納得のできるいい演奏です。
2枚のCDにオケ付の6曲すべてが入っているのもいいですね。
他には日本人の横山幸雄さんのピアノでショパン:ピアノ協奏曲第1番にも入っています。
ということで、是非この曲をオケ付で聴いてみてください。