マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

浅田真央さん納得の演技で1位!

2009-04-18 23:51:52 | ニュース
フィギュア 真央が進化、自己ベスト更新…自信も取り戻す
4月18日20時59分配信 毎日新聞―Yahooニュース

フィギュア・スケート国別対抗戦、浅田真央さん納得の演技で、女子総合1位でしたね。
200点も超えたし。
トリプル・アクセルの2回目が認定されなかったのは残念でしたが、真央さんがやったぁ!という気持ちで終われたのが何よりでした。
それにノビノビ滑っていて、本来の良さを十分出していましたね。
何事もメンタル面は大事だということが、よく感じられました。
結果がわかってからのテレビ放送でしたから、安心して見れましたけど、ホント感動でした。
安藤さんは練習の時転んで肩を痛めた…というようなコメントでしたが、練習であれ、やはり転ばないように気をつけることも、本番前は特に大事ではないかと思いますね。
練習の時できたのに…は、通用しません。
ピアノでも同じなのですけど、リハーサルのやり方次第で、本番がうまくいかないこともありますので、経験でうまくいく技術を身につけていくのです。
それにしても、アメリカ勢が勢いをつけてきましたね。
15歳のキャロライン・ザン選手がうまくなったなぁ…と思いました。
日本勢もうかうかしていられない…。


発表会が近くなって

2009-04-18 18:42:42 | 日記
発表会が近づいてきて、昨日も朝からレッスン、午後は会社へ。
会社も、5月の確定申告に向けて準備をしないといけませんし、あれもこれも忙しい!
お天気がいいと、やっぱり自転車だよなぁ…と思って、つい張り切って出かけますが、疲れるのでしょうか、晩ご飯が終わると、ついうとうと…ピアノの練習しなくっちゃぁ…と思っているのに、気が付くと12時を回っていたり、困ったものです。
今日も朝から練習しよう!!と思っていたのに、あれこれ雑用をやっていると、もう夕方…。

最近レッスンをしていて思うのは、表現をするということの難しさです。
こればっかりは、教えようと思っても教えられるものではないのです。
ヒントはいろいろアドバイスできるのですが、人それぞれに生きてきた中での感じ方があるわけで、自らつかみ取ってもらうしかありません。
ただ、表現をしようと思っても、そのテクニックがなければ…たとえば強い音を出そうと思っても、乱暴でない音を鳴らす技術が必要なわけで…結局はできないので、そういう技術的な部分はある程度教えてあげられるので、それを身につける努力をしつつ、試行錯誤して表現してほしいな…と思っています。
表現力とは…私は、音楽だったら聴いておもしろいか、何か心にひびいてきたか…だと思いますね。
見かけではないのです。
どんなに上手そうに弾いても、心に響かなければおもしろくありませんから。
自然とにじみ出てくるものだと思いますけどね。
スケートの浅田真央さんが、表現力があるとかないとか、時々ネットの掲示板で話題になっていますが、浅田さんは何かしようと思わなくても滑っているだけで、独特の雰囲気を醸し出している…と思いますけどね。
何か特別な顔の表情を作るとかしなくても…もちろん曲にふさわしい表情がいいのですが…その人が自分なりに感じてやろうとしていることが、からだ全体からにじみ出てくるもの、それが表現力だと、私は思っています。

生徒さんには、少々間違ってもいいから、終わった時に気持ちが乗っていたと思える演奏をしてほしいと思っています。