今日も連弾合わせ。
今回は、シャミナードの「6つのロマンティックな小品」とプーランクの「4手のためのソナタ」の方。
鎌倉のYさんが、実家に行く途中に寄ってくれて、合わせることができました。
10/17の東京でのコンサートで弾く予定の曲ですが、ちょっと仕上げを早めてプロムナードでも弾くことにしたのです。
特に、シャミナードは知らない人がほとんどだと思います。
私自身も、初めてですし…。
フランスの作曲家セシル・シャミナード(1857~1944)は、名前からわかるように、女性作曲家。
歴史に名を残した作曲家と言えば男性ばかり!
その中にあっては珍しい存在かもしれません。
パリの裕福な家庭に生まれ、音楽の素養のあった両親のもとで、幼いころから優れた才能を発揮し、20歳でパリにデビュー後、ピアニスト、作曲家として活躍したそうです。
でも、生前の成功とは裏腹に、没後の20世紀後半は長い間忘れられた存在となってしまいました。
ピアノ曲と歌曲が作品の大半を占め、管弦楽や室内楽の作品もわずかですがあります。
連弾曲もたくさんありますが、オリジナルの連弾曲は意外に少なく、自身の独奏曲や2台のピアノ作品などをリメイクしたものが多いようです。
今回演奏する「6つのロマンティックな小品」は数少ないオリジナル連弾曲です。
いずれも、魅力的で親しみやすいメロディ、繊細な和声、軽快なリズムにあふれ、シャミナードらしい作品と言えるでしょう。
6曲のうち4曲を演奏します。
第1曲 春
春の喜びにあふれた曲です。
第3曲 アラビアの牧歌
何がアラビアなのかはよくわかりませんが、のどかな雰囲気のテーマに、所々におもしろい異国風な和音が出て来て、それがアラビア風…かも。
第5曲 ヒンドゥー教徒の踊り
プリモのパートは終始一貫16分音符の連なりで、テーマはセカンドパートに出てきます。
不思議な雰囲気があり、徐々に盛り上がっていき、踊りが最高潮に達したかの感があります。
第6曲 リゴードン
リゴードン(リゴドンとも言う)は、南フランスのプロヴァンス地方を起源とする軽快な舞曲で、バロック時代の組曲によく用いられました。
いろんな国を回ってきて、最後はフランスに戻った…とでもいうのでしょうか。
堂々とした終わりとなっています。
今回は、シャミナードの「6つのロマンティックな小品」とプーランクの「4手のためのソナタ」の方。
鎌倉のYさんが、実家に行く途中に寄ってくれて、合わせることができました。
10/17の東京でのコンサートで弾く予定の曲ですが、ちょっと仕上げを早めてプロムナードでも弾くことにしたのです。
特に、シャミナードは知らない人がほとんどだと思います。
私自身も、初めてですし…。
フランスの作曲家セシル・シャミナード(1857~1944)は、名前からわかるように、女性作曲家。
歴史に名を残した作曲家と言えば男性ばかり!
その中にあっては珍しい存在かもしれません。
パリの裕福な家庭に生まれ、音楽の素養のあった両親のもとで、幼いころから優れた才能を発揮し、20歳でパリにデビュー後、ピアニスト、作曲家として活躍したそうです。
でも、生前の成功とは裏腹に、没後の20世紀後半は長い間忘れられた存在となってしまいました。
ピアノ曲と歌曲が作品の大半を占め、管弦楽や室内楽の作品もわずかですがあります。
連弾曲もたくさんありますが、オリジナルの連弾曲は意外に少なく、自身の独奏曲や2台のピアノ作品などをリメイクしたものが多いようです。
今回演奏する「6つのロマンティックな小品」は数少ないオリジナル連弾曲です。
いずれも、魅力的で親しみやすいメロディ、繊細な和声、軽快なリズムにあふれ、シャミナードらしい作品と言えるでしょう。
6曲のうち4曲を演奏します。
第1曲 春
春の喜びにあふれた曲です。
第3曲 アラビアの牧歌
何がアラビアなのかはよくわかりませんが、のどかな雰囲気のテーマに、所々におもしろい異国風な和音が出て来て、それがアラビア風…かも。
第5曲 ヒンドゥー教徒の踊り
プリモのパートは終始一貫16分音符の連なりで、テーマはセカンドパートに出てきます。
不思議な雰囲気があり、徐々に盛り上がっていき、踊りが最高潮に達したかの感があります。
第6曲 リゴードン
リゴードン(リゴドンとも言う)は、南フランスのプロヴァンス地方を起源とする軽快な舞曲で、バロック時代の組曲によく用いられました。
いろんな国を回ってきて、最後はフランスに戻った…とでもいうのでしょうか。
堂々とした終わりとなっています。