ここ数日かかりきりになっていた連弾のパート譜がやっと完成して、譜読みに入ることができました。
う〜ん、やっぱり見易い。
ただ、やっぱり面白みには欠けるなぁ…と。
本来は、オーケストラとピアノによる演奏ですから、音域も幅広いし音色も様々で、それを連弾でするには無理があるでしょう。
ただ、ピアノ1台しかない会場では、連弾でやるというのは一つの選択肢で、元々音の厚い曲だからやってみてもいいかなと思って選んだのです。
しっかり吟味はしていませんでしたけど…。
今回やるに当たって、YouTube にアップされている演奏をチェックしましたが、なんかしっくりこないのです。
そもそも1楽章のテーマの音域が中音域なのが、連弾バージョンでは高音部になってるわけで、この重みを出すにはどう弾けばいいか、さっそく悩んでしまいました。
せめて2台ピアノでできればいいのですが…。
すぐには無理だけど、自分で連弾用編曲をしてみるのもいいか…と思っているところです。
協奏曲は、オーケストラの音があって、豊かな響きで、弾きたいと思う曲がたくさんあります。
以前、ピアノとエレクトーンのアンサンブルのコンサートをやっていた頃は、協奏曲を必ず弾いていました。
ラフマニノフの2番も、3楽章を弾きましたが、難しかった…。
擬似音源といえど、オーケストラっぽい音をバックに弾くのは、とても楽しいことでした。
私自身がエレクトーンオーケストラをして、モーツァルトの協奏曲などしたこともありますが、エレクトーンの音作りに時間がかかってしまうので、今は無理かな…。
あれもこれもはできませんから。
さてさて、今回の連弾バージョンでの協奏曲、音色や表現でどれだけ原曲の雰囲気が出せるか…挑戦ですね。