茶々日和~まったりしましょ~

愛犬茶々(Mダックス・メス)とのまったりした暮らしと、趣味の観劇記です。よろしくお願いします。

耳に残るは君の歌声

2014-03-30 21:38:40 | 読書・映画
「ピトレスク」を見て、無性に見たくなったのがこれ!
もう10年くらい前の映画です。

監督はサリー・ポッター。
こちらも女性ですね。

第二次世界大戦前夜のヨーロッパを舞台にした映画です。

ロシアのユダヤ村に住んでいたフィゲレは、ポグロムから逃れるために、父のいるアメリカへ向かおうとするが、乗った船はイギリス行きだった。
そこで彼女は名前と言葉(母語)を奪われ、スージーとして生きることになる。
過去を奪われた彼女を支えたのは、耳に残る父親の歌ってくれた子守歌。
十年後、スージーはアメリカに行く費用を稼ぐため、パリのレビュー劇場で働きはじめる。
パリに渡ったスージーは、ロマの青年チェーザーと恋に落ちるが、ドイツ軍がパリに侵入し、ユダヤ人迫害に手をのばしはじめる…。

あらすじはこんな感じかな?
父親を追い求めるひとりの女性が、ロシアからイギリス、パリ、そしてアメリカへと旅をする映画です。

ミニシアター系の映画だったので、知っている人は少ないかもしれませんが、この映画、ものすごくいいです!
なんたって、チェーザー役のジョニー・デップがものすごくかっこいいのです。
最後に、かっと目を開くシーンがあるのですが、もう、その眼力!色気!それだけでも、ファンにはたまらない映画です。
それから、スージーの親友?、ロシア人ダンサー・ローラ役のケイト・ブランシェット。
もう、すごい色気です。
しかも、英語の堪能な友人によると、ロシア語訛りの英語がすごいらしいですよ。
(私にはさっぱりです)

パリが主な舞台なのですが、この映画の主要人物はみんな異邦人なんですよね。
主人公はロシア系ユダヤ人。
その恋人はロマ。
親友はロシア革命から逃れてきた「追放ロシア人」。
その恋人役のイタリア人オペラ歌手は、南部からの移民として蔑まれて育った。
この四人の不思議な繋がりが、ひりひりするような物語を紡いでいきます。

そして、音楽がまた素晴らしいのです。

うまく説明できないから、ぜひぜひ、見てください。
「ピトレスク」のパリに繋がっていくのを感じて欲しいな!

さて、主人公の声は、なんと、坂本真綾さんです。
吹き替えで見たことがなかったので、気がつきませんでした。
この次は、吹き替えで見てみようかな?
写真を忘れていました。
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涙、涙ではすまない

2014-03-30 17:40:01 | 舞台・コンサート
写真は、シャンテの前の桜。
雨が降っていたので窓越しに撮りました。
窓枠が影になっていて、なんだか額縁みたいです。

「額縁」?
と、いうことで、今日はクリエに「ピトレスク」を見に来ました。
「額縁」がどうやって「ピトレスク」に繋がるのかは、ここでは説明しません。
ぜひぜひ舞台を見てください。

「ピトレスク」は、びっくりするくらい真面目で真摯な作品です。
演出の小林香さんの本気が、直球で伝わってくる熱い舞台です。
こういうメッセージ性の強い舞台は、ちゃんと上演できるうちに上演しておかなければ、という思いが伝わってきました。
そして、その思いにきっちり応えた出演者たち。
クミコさんの静かだけど力強く温かみのある歌声。
ちずさんの、男前すぎる台詞まわし。
キムさんの、パワフルな歌声。
彩輝さんと舘形さんの軽やかなダンス。
そして、あっきーの歌。

今回、あっきーは2曲提供しているのですが、これがものすごく素晴らしいのです。
これまでも楽曲提供はありましたが、正直、ここでこれなの?という感じだったこともありました。
でも、でも、今回は、小林香さんの思いを受け止めた素敵なメロディーでした。

「アンネの日記」が破られ、「はだしのゲン」が学校の図書館から消え、「ジャパニーズ・オンリー」の垂れ幕に何も感じない世の中はおかしい。
そういうすごくまっとうなことをきちんと発信していこうというカンパニーのみなさんに、敬意を表します。

涙と鼻水でぐちょぐちょになりますが、思いをきちんと受け止めて、さあ、どうしましょう?
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さくら(定点観測)

2014-03-30 08:30:52 | お気楽生活
この木は、三部咲きといったところてしょうか?

公園の中の桜のうちでは、この木が一番早いようです。

公園のさくら。
他にもアップします。







今日の嵐に負けないでね!
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悪人(犬)顔

2014-03-30 08:26:56 | 茶々
おっはー!
なんか、悪代官みたく写ってますが、あくびのあとのお顔なの。
茶々子ちゃんの本性なんかじゃないからね。
(茶々子)
午後からは、嵐になるらしい。
いやだね。
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